奈良工業高等専門学校

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奈良高専Q&A

奈良高専の特徴について

高専にはどんな人が向いていますか?

奈良高専では、以下のような受け入れ方針で、学生の募集をしています。

  1. 技術者としての夢を持ち、情熱を持って自ら勉学に取り組める人
  2. 創造力を生かして新しい技術にチャレンジしたい人
  3. 技術を通して世界に羽ばたきたい人
  4. 技術的好奇心があり、それを実践により確かめたい人

ですから、本校には科学や技術に興味がある人、ロボットなどのモノづくりに興味のある人、実験や研究に興味のある人、コンピュータなどのソフトウェアに興味のある人などが多く入学しています。
体験入学、学校・入試説明会、高専祭(文化祭)などへ参加して、本校に興味を持った人は、ぜひ受験してみてください。

高専は高校とどのように違っていますか?

高専は学習期間が5年間ですが、卒業の時点では大学卒業生に近いレベルになるように、高校3年間と大学4年間の両方をうまくミックスして一貫教育を行っています。特に専門科目では、実験・実習を大学工学部並の時間をかけて行っていますので、企業から大いに期待されています。

学生生活について

自転車やバイクで通学できますか?

自転車の通学について

所定の手続き(自転車の保険加入等)を経て、許可された場合のみ認めています。使用する自転車には自転車点検後に発行される許可ステッカーの貼付が必要です。また、交通法規違反やマナー違反行為を繰り返すなど、自転車の使用状況が悪い場合には自転車の一時的な使用停止または使用禁止の措置を取ることがあります。

単車の通学について

第3学年以上であり、通学が不便な地域(学校が指定した地域)に限って許可することがあります。通学許可申請については原則として7月及び2月に行います。

女子学生はどのくらいいますか?

令和6年4月1日現在で本科の5学科には245名の女子学生が在籍しています。その割合は全学生の約24%で、内訳は物質化学工学科97名、情報工学科51名、電気工学科48名、機械工学科27名、電子制御工学科22名です。また、専攻科にも17名在籍しています。

校則はどうなっていますか?

学生生活を送る上で守らなければいけないルールを定めています。
いくつか例を挙げてみます。

  1. 制服について
    1、2年生は着用を義務付けています。3年生も制服が望ましいですが、私服も認めています。
  2. アルバイトについて
    勉学に支障をきたすため推奨はしていません。経済的な理由などでアルバイトをしなければならない場合には、届を提出してもらっています。
  3. 免許取得について
    免許取得は、夏・冬・春の長期休業中に限って認めています。
    単車による通学は、通学が不便な地域(学校が指定した地域)に限って認めており、自動車による通学は一切認めていません。また、免許取得者には単車運転講習会を開催し、安全運転に努めてもらっています。

学生が色々なことを相談できるカウンセラーはいますか?

学外の心理カウンセラー(臨床心理士)が相談を受け付けてくれます。また、教職員にも学生相談員、セクシャルハラスメント相談員がいますので、気軽に相談することもできます。

学生食堂や売店はありますか?

奈良高専では、食堂と売店(購買)は生協が運営しています。生協ではバランスの取れた食事を安価で食べることができます。また、売店では学生生活で必要なものから、雑誌、菓子類まで販売しています。

教室には冷暖房設備はありますか?

各教室に冷暖房を完備しています。

学生生活を続けていく上で必要なお金はどれくらいでしょうか?

以下のようになっています。

項目 金額(円) 内訳
入学時必要額(円) 10月納入額(円)
入学料 84,600円 84,600円 -
授業料 (年額)234,600円 (前期分)117,300円 (後期分)117,300円
教科書・教具等 約60,000円 約60,000円 -
その他
(学生会費、積立金、後援会費など)
59,350円 46,950円 12,400円
合計 約438,550円 約308,850円 129,700円

※授業料は改定される場合があります。

入学料や授業料の免除を受けることができますか? 奨学金はありますか?

第1~3学年は、高等学校等就学支援金という授業料の一部又は全部を支援する制度があります。原則として申請には、「マイナンバーカード」が必要になりますので、なるべく入学するまでに取得してください。また、第4学年~専攻科2年生は、高等教育の修学支援新制度という給付型奨学金と授業料、入学金の減免によって、住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯を支援する制度があります。

学生寮について

学生寮にはだれでも入れるのですか?

通学時間を優先して選考しています。入寮の時期は1年生入学時を原則としていますが、特別な事情があればそれ以外にも入寮を認めることがあります。

入寮するとお金はどれくらいかかるのでしょうか?

食費を含め月額およそ4万円となっています。居室でインターネット接続を利用する場合は別途料金が必要です。

  • 学生寮について詳しくはこちらをご覧ください。

入試について

高専に出願した場合でも、他の高校などを受験することができますか?

国立高専なので、国公立高校や私立高校、私立高専を受験することはできます。
(中学、高校側で制限をしている場合は除く(
ただし、推薦入試の場合は、合格後の入学辞退は認められません。
学力試験による入試の場合は、合格発表後に入学確約書を提出すると、それ以後の入学辞退は認められません。

受験勉強はどんなことをすればよいですか?

工学系の学校ですが、学力入試では公立高校と同様に5教科の試験を行います。各教科の点数配分は同じです。試験は、中学校で習っている内容から出題されます。学力試験の問題は、こちらに公開されています。

推薦入試では、調査書(内申点)、面接と適性試験(数学・理科)の総合点で評価を行います。適性試験は、2教科あわせて45分で行われ、中学校で習っている内容から出題されます。

学力入試では何点くらいとれば合格しますか?

学力試験の場合は、学科・年度によって合格ボーダーラインが違います。例年、合格最低点はおよそ350点~300点です。

学科はどのように選択すればよいのでしょうか?

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1年生から専門科目を学びますので、やはり自分の興味や関心を大切にして学科を選んでほしいと思います。
学科の内容を知るには、ホームページの他、学校案内のパンフレットなどの印刷物があります。各中学校に配布していますが、本校に請求してくだされば郵送も可能です。また、体験入学、学校・入試説明会、高専祭(文化祭)などの機会に、学科の教育内容を知ることもできます。

中学卒業の段階で、自分の一生の方向を工業系に決めてしまうことに不安があるのですが?

大学への編入には工学部の他に理学部があり、また少数ですが、教育学部、経済学部、法学部もあります。今の社会では、どんな道に進んでも技術的な知識と経験が非常に有用となるからです。また、普通高校のカリキュラムが必ずしも自分の適性が分かるものでもありません。大学へ進学後に自分の適性に悩んでも手遅れのこともあります。就職、進学を併せ、高専からは非常に幅の広い選択が可能です。理科や技術家庭、さらには美術などが好きであれば望ましい進路が得られる可能性は高い学校です。また、3学年を修了すると大学受験資格が得られます。どうしても進路変更したい場合には、そこで新しい世界にチャレンジすることもできます。

進路について

高専を卒業すると、就職がとてもよいと聞きますが?

例年様々な企業から多数の求人があり、就職率はほぼ100%です。また求人倍率は、過去3年の平均は約13倍となっており、これは就職を希望する1人の学生に対して13社から求人があるということです。

就職ガイダンス(就職指導)はありますか?

毎年12月、第4学年学生を対象に進路ガイダンスを実施しています。
学生の就職・進学に関する相談や指導は所属する学科の主任を中心に行っています。

高専ではどのような資格が取得可能ですか?

技術者や研究者を育成する本校では、技能系の資格の取得を目標としたカリキュラムとはなっていません。
しかし、学生が授業で学んだことを活かして、いろいろな資格取得に挑戦することは、目的を持って学ぶ上で大切なことと考えています。
本校の学生が取得している資格(能力検定なども含む)の例を以下に示します。

  • 実用英語検定
  • 工業英検
  • 機械設計技術者
  • 第2種電気主任技術者
  • 第3種電気主任技術者
  • 第2種電気工事士
  • 基本情報処理技術者
  • 初級システムアドミニストレータ
  • 甲種危険物取扱者

途中で進路を変えたくなった時、大学を受験することができますか?

どうしても、工学系の勉強に適性が合わないと思うときは、高校生のように、大学の1年生への受験も可能です。しかし、そのためには、高専3年生を修了する必要があります(3年生在学中に、修了見込みで受験は可能です)。

専攻科進学や大学編入学には、特別な受験勉強が必要ですか?

高専での学習内容を理解しているかを確認する試験がほとんどですので、日常の勉強を地道に続けていれば特別な受験勉強は必要ありません。また、推薦制度もありますので、高専での成績が良ければ面接などの推薦選抜で進学できます。なお、専攻科入学試験や大学編入学試験は、それぞれの高専・大学で実施しますので、受験機会が豊富にあります。進学希望者の現役進学率もほぼ100%%です。

アクセスについて

公共交通機関を使って通学する方法を教えてください。

本校の最寄り駅は、近鉄郡山駅、JR郡山駅、JR大和小泉駅です。9時始業ですので、通学時間が1時間を越える学生はたくさんいます。近鉄郡山駅とJR大和小泉駅からは、奈良交通のバスがでており「奈良高専」バス停で下車すぐです。JR郡山駅から近鉄郡山駅までは、徒歩で約13分です。
また、多くの学生は、各駅から自転車で通学しています。それぞれの駅から約15~20分です。近鉄郡山駅から徒歩の場合は約30分です。
次の主要駅から本校の最寄り駅(近鉄郡山駅またはJR大和小泉駅)へのアクセス時間をご紹介します。

郡山・・・近鉄郡山駅 小泉・・・JR大和小泉駅

奈良(近鉄)→郡山
18分
大和八木(近鉄)→郡山
14分
橿原神宮前(近鉄)→郡山
22分
京都(近鉄)→郡山
45分
丹波橋(近鉄)→郡山
35分
四条(京都市営)→郡山
53分
祇園四条(京阪)→郡山
51分
宇治(JR)→小泉
61分
天王寺(JR)→小泉
28分
難波(JR)→小泉
37分
枚方市(京阪)→郡山
65分
住道(JR)→小泉
52分
鶴見緑地(大阪市営)→小泉
61分
高井田(JR)→小泉
20分
河内長野(南海)→小泉
69分
富田林(近鉄)→郡山
64分
藤井寺(近鉄)→小泉
46分
泉ヶ丘(南海)→小泉
66分
鳳(JR)→小泉
54分
三国ヶ丘(JR)→小泉
48分
名張(近鉄)→郡山
48分
大津(JR)→郡山
66分
草津(JR)→郡山
80分
橋本(南海)→小泉
92分

奈良工業高等専門学校 学生課教務・入試係

  • 〒639-1080 大和郡山市矢田町22番地
  • TEL 0743-55-6032
  • E-Mail nyusi[at]jimu.nara-k.ac.jp[at]を@に変えてから送信してください。
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