平成27年5月26日(火)から5月29日(金)に、東京ビッグサイトで開催された2015NEW環境展に物質化学工学科 中村 秀美教授が出展しました。

例年15万人以上の来場者がある大規模マッチングイベントで、高専機構の優れた「省エネルギー・環境対策分野」のシーズを出展し、新たな共同研究の相手先企業の開拓等を図ることを目的に「イオン交換繊維を用いたリンの高度分離回収プロセスの開発」に係る展示を行いました。
参加者は、中村教授の研究の背景にある、リン資源の枯渇やリン資源のリサイクルについて興味を示し、下水汚泥からのリン酸回収など日本で行われている研究の現状、そして実用化に至ったものは少ない凝集沈殿法や晶析法、微生物処理法、逆浸透膜法等ついての説明に熱心に聞き入り、活発に質問をしていました。
開催4日間で約50人の企業担当者と質疑応答を行い、「省エネルギー・環境対策分野」の研究の重要性、そして新規の共同研究の可能性に大きな期待を感じました。