奈良工業高等専門学校

お知らせ

Information

HOME お知らせ 大和郡山市科学教室「みかんの皮でプラスチックをリサイクル」を実施

お知らせ

大和郡山市科学教室「みかんの皮でプラスチックをリサイクル」を実施

奈良高専では、8月17日(月)に大和郡山市との学市連携協定事業の一環で、科学教室「みかんの皮でプラスチックをリサイクル」を実施した。

物質化学工学科 米田京平助教により実施された今回の講座では、大和郡山市内の児童ら20名が参加しました。

pic chemi.jpg IMG_8460.JPG

はじめにプラスチックの種類や、リサイクル方法についての説明があり、身の回りで行われているリサイクルについて学びました。その後、手袋と保護メガネをつけ、プラスチックの一種で、ポリスチレンを空気で膨らませて作った発泡スチロールを元の原料に分離し、再び発泡化させる実験を行いました。

IMG_8463.JPG IMG_8429.JPG

みかんの皮の成分であるリモネンを使い発泡スチロールを溶解し、固体が液体への変化する過程を観察しました。次に、エタノールを使って溶けた発泡スチロールの分離を行ったあと、再発泡化実験を行い、液体状になった発泡スチロールが再び膨らみ元の状態になる過程を興味津々な様子で観察していました。

身近にあるみかんの皮の成分を使い、プラスチックがリサイクルできることを知った児童からは驚きの声が上がり、化学の不思議を体感する良い機会となりました。

 

PAGETOP