奈良高専は,地域貢献の一環で平成27年10月24日(土)に開催された「エコフェスタ
2015 in まほろば」に出展しました。
当イベント出展にあたり「環境保全」をテーマとして,自転車を改造した発電機を展示し,
大人から子どもまで221名が来場し,自転車のペダルを懸命に漕いで発電を体験しました。
発電機につながった電気機器(電灯3種,ラジオ,テレビ,合計百ワット程度)を順番に点け
ていき,消費電力に応じて負荷が大きくなる仕組みになっており,LEDランプがそれほど負
荷を掛けずに点灯したことに比べて白熱電球を点灯するために非常に負荷がかかることを
体験した来場客は,電気を起こすことの大変さと,電力の大切さを実感することができました。

ペダルを懸命に漕いでテレビを稼働させることができた猛者もいましたが,あと一息でテレビ
を点灯に至らなかった小中学生は,体力を回復させて何度も挑戦し,テレビが点いた時に周
囲から大きな歓声が沸き上がり,会場は大いに盛り上がりを見せました。参加した子ども達や
大人が,技術職員の説明に興味深そうに説明に聞き入り,普段何気なく供給されている電気
のありがたさを実感していました。
また,入試関係や学校に関する事等多岐にわたるご質問等をいただき、普段から市民のみ
な様に関心をもっていただくことの大切さを実感しました。