平成27年11月20日(金)に、奈良高専一般教科の榊原和彦教授が第二回天理市小中学校理科主任者会に招かれ、小中学校の先生を対象に出前授業の講義を行いました。本取組は、天理市教育委員会からの依頼に基づき地域貢献の一環で行われたもので、小中学校における理科教育向上を図るために企画されました。

榊原教授が液体窒素の実験について解説を交えながら実演し、床にこぼれた液体窒素が高速で転げ蒸発する様子や花を凍らせて砕く演習、超低温に凍結されたバナナで釘を打つ演習等を披露し、子ども達の興味の引き出し方について説明し、先生方は熱心に耳を傾けていました。
実施方法や必要物品等について質疑応答があり、その中で、榊原教授から安全教育の充実を基にコツさえ掴むことができれば、子ども達に興味を引きつけさせる液体窒素の実験ができるとのことで、聴講された先生方は興味深そうにメモを取っていました。