本校、電子情報工学専攻の2年生で平井研究室に所属する高木 雄司君が、平成29年7月12日(水)に開催された第310回電気材料技術懇談会の若手研究発表会にて「ペロブスカイト型太陽電池における光吸収相の結晶性評価」について発表を行い、発表奨励賞を受賞しました。

校長に受賞の報告をする様子

左から、高木君、後藤校長

【学生の感想】
この度参加した電気材料技術懇談会で、発表奨励賞を頂くことができ大変嬉しく思っています。懇談会には電気電子材料に関する関西の企業の方々や大学生・大学院生が集い、ポスターセッションを通して様々な意見交換が行われました。それぞれの研究内容はどれもオリジナリティーが有り興味深く、大変刺激を受けました。
そんな中で賞を頂けたのは、日頃から親身になってご指導頂いている先生方、実験結果に対して共に議論してきた友人や後輩、そして日々支えてきてくれた両親の存在あってのことだと感じています。
本研究では、非常に安価かつ高効率な次世代型太陽電池の実現に向けて、光吸収相の結晶性やモフォロジーを様々な角度から評価しています。新エネルギーの発展は、私達の将来のために必要不可欠です。今後も奈良高専で学んだことを生かし、環境にやさしい社会の実現に向け、技術的な面から貢献できる人材になれるよう日々努力していきたい所存です。