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本校学生が「2018年度日本設計工学会関西支部講演会」に参加しました

2018年12月15日に、本校学生が「公益社団法人日本設計工学会 関西支部平成30年度研究発表講演会」に参加しました。

発表内容は以下の通りです。

題目 刀型オブジェの製作と考察
Title Production and Consideration of KATANA Objects
発表者 機械工学科 3年 小竹 宙樹        
共著者 機械制御システムコース 2年 山本 将也
機械工学科 助教 須田 敦
教育研究支援室  島田 大嗣
教育研究支援室 谷本 奈月
教育研究支援室 井上 智弘
教育研究支援室 福田 龍一
教育研究支援室 尾崎 充紀
機械工学科 准教授 谷口 幸典
発表内容は、日本刀(特に大和伝)に似せたオブジェを作製するプロジェクトについてでした。刀の粘り強さと硬さの性質に興味を持ったことを動機に、プロジェクトを立ち上げました。
この取組の刀型オブジェは本物の刀の作り方とは異なり、粉末冶金法と自由鍛造を用いて製作しました。粉末冶金法では鉄を中心に炭素などを配合しました。自由鍛造では焼結成型した試験片をコークス炉にて加熱しました。

学会当日の様子や、刀型オブジェの製作風景をご紹介いたします。

<学会会場にて。>

 
<意見交換会の場では他の参加者らも興味津々でした。>
<原料の鉄粉などを混合し、プレス機で圧縮します。>
 

<コークス炉にて真っ赤になるまで加熱します。そして、叩きます。約1000℃です。この繰り返しで刀型オブジェを作っていきます。>

 
<実際に製作した刀型オブジェです。>
 

製作した作品は高専祭や学校説明会でも展示しました。また、3年生でも取り組んだ成果をしっかりまとめれば、学会で成果を発表することもできます。これからも各自のスキルアップの成果発表の場として、学会発表を目指してほしいです。

なお、この活動はクラブ活動の一環としてではなく、MeCafe(Mechanical + Cafeの造語、メカフェ)と呼ばれる本校機械工学科主導の有志集団のサポートの元での課外活動として実施しました。

 

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