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しなやかエンジニア教育プログラム第6回目講義 「モノづくりとデザイン 〜小さな企業が生き残る〜」に関する講義を実施しました

本校では、本年度より、新しい価値を持ったモノ・コトを作り出すことができる「豊かな感性・表現力」を備えたエンジニアリーダーの育成を目的とした「しなやかエンジニア教育プログラム」を開始しました。

10月8日(火)に第6回目の講義として、有限会社セメントプロデュースデザイン  代表取締役 金谷 勉 氏を講師としてお招きし、『モノづくりとデザイン 〜小さな企業が生き残る〜』をテーマに講義を実施いただきました。

今回の講義では、アイデアから実際に商品として市場に投入するまでのモノづくりのプロセスとその大変さ、また地方の伝統産業の衰退の危機や伝統技術の継承問題などについて、金谷氏の実経験や実際に携われている事業の実例などをもとに、お話しをして頂きました。講義の最後には、学生に対し自分の脳への投資を常に行い、「“考動”できる人」になるようにとの激励のメッセージもいただきました。

講義を通して、学生からは「将来のために脳へ投資し、たくさんの物事に興味や疑問をもって挑戦していきたい」や「“考動”することで人生の可能性を広げたい」、「商品に込められた作り手の想いも考えてモノを見ていきたい」などのコメントが寄せられ、学生にとって自分自身の視点を増やすきっかけとなる非常に貴重な授業となりました。

(金谷氏の講義の様子)
なお、本教育プログラムの講義では、学科の違う4〜5名が5つのグループに分かれて、毎回ディスカッションや講義後の振り返りを行い、グループ持ち回りで振り返りのまとめを行っています。今回は、5班の学生4名に、講義の振り返りをまとめてもらいました。
 
<講義振り返りまとめ>
 

今回の講義を通じ得た気づき、特に大事だと思ったことが3つある。

 ・自分の可能性を広げるためには、定期的に自分を振り返り、新しいことに挑戦すること

 ・売れても(コピー商品ができる)、売れなくても(儲けが出ない)、モノづくりは大変であるということ

 ・技術を保持していても、それを活かす方法を考えなければ意味がないこと

上記のことを通して、今後まずは、「新しいこと」に興味や疑問をもち、何事にも積極的に挑戦していきたい。また、モノを見る上で、元あるモノ同士を合体するなど、どうしたら更に良いモノができるかを考える観察眼を養っていきたい。


今回、有限会社セメントプロデュースデザイン  金谷 勉 様には、多大なるご協力頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。

※しなやかエンジニア教育プログラムについては下記リンクをご覧ください。

 

 

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