本校機械工学科ではSDGsの達成に工学がいかに貢献するかを研究調査しています。工学の多様性を,次世代の学術,産業,社会を担う学生らと議論します。
今年度は以下を取り組みました。
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2019年11月13日に朝日新聞大阪本社に協力をいただき,SDGsの理念を理解するためのゲームや,新聞記事から17目標に関連する記事を探す授業の実施。 |
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2019年12月20日に奈良高専地域イノベーションコンソーシアムの会員企業11社にお集まりいただき,学生と合同ワークショップの実施。 |
これらの取り組みは,機械工学科5年生の授業科目「機械設計工学演習」(担当教員:須田敦)において実施しました。この中で企業技術者と一緒に学び議論を交わすことで,より実践的な授業にすることを目的としました。
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<カードゲームの様子> |
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<新聞活用授業の様子> |
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<ワークショップの様子> |
ワークショップの様子はこちらでも紹介しています。
このような取り組みを今後も継続実施し,SDGsの達成に工学がいかに貢献するかを検討し続けたいと思います。
SDGsとは,2015年9月の国連総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development)と題する成果文書で示された“2030年に向けた具体的な行動指針”です。17のゴールと,これらに付随する169のターゲット(達成基準)から構成され,「誰一人取り残さない」(no one will be left behind)ことを誓っています。みなさんも一度は17のゴールをアイコン化したものを見かけたことがあるのではないでしょうか。
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<SDGsのアイコン> |