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本校学生が高専防災コンテストの最終審査で表彰されました

 本校、専攻科システム創成工学専攻機械制御システムコース2年生(令和3年度時点)森川建太さん(須田研究室)らが、第4回高専防災コンテストにおいて気象災害軽減コンソーシアム賞を受賞しました。「高専防災コンテスト」は、高等専門学生が日ごろ培っている技術・知見・柔軟な発想力を地域の防災力・減災力向上に生かす取り組みで、国立研究開発法人防災科学技術研究所と独立行政法人国立高等専門学校機構の共催により実施しています。第4回高専防災コンテストの実施期間は2021年8月~2022年2月でした。



気象災害軽減コンソーシアム賞

 アイデアタイトル  パイプハウスの台風対策
 代表者  森川建太
(専攻科システム創成工学専攻機械制御システムコース2年
 ※令和3年度時点)
 チームメンバー  小川奈那子
(専攻科システム創成工学専攻機械制御システムコース2年
 ※令和3年度時点)
 顧問  須田敦
(機械工学科准教授)



■対象とする地域の課題
 奈良県大和郡山市ではイチゴやトマトなどの軟弱野菜の園芸作物が集約的に栽培されている。この園芸作物の生産に用いられるパイプハウスは構造強度が低く、台風などの被害に度々遭う。また、近年の異常気象による天候の急変や台風発生の増加から、パイプハウスの恒常的な耐風強度が必要とされる。

■チャレンジしたいアイデア
 パイプハウスの強風に対して有効な構造を提案する。また、提案した構造の評価としてパイプハウスの模型を用いた強度実験によって従来構造との強度の比較を行う。


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成果発表の動画より
(最終審査会映像ダイジェスト版DVDよりキャプチャ)


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最終審査会の様子
(最終審査会映像ダイジェスト版DVDよりキャプチャ)


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  表彰状と盾


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校長へ受賞報告(左から須田敦准教授、森川建太さん、後藤景子校長)


【受賞学生の感想】
 今回、第4回高専防災コンテストにおいて、気象災害軽減コンソーシアム賞を受賞しました。このコンテストでは、農業に用いられるパイプハウスの台風構造設計を目的としてステークホルダーへのヒアリング調査や風洞実験に関する活動を行いました。このコンテストでは、自身の研究についての新たな発見や今後の課題を得ることができ、また自身も成長することができました。この賞を機に今後の研究などの活動に精進していきたいと思います。
 最後にこの場をお借りし、研究やコンテストの参加にあたってご指導していただいた先生方、コンテストにおいてお話を伺わせていただいた方々に感謝の意を表します。
 
 
森川さんの益々のご活躍を祈念いたします。
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