
令和4年11月13日に機械工学科1年生2名および3年生5名が、奈良高専機械工学科有志(須田准教授、谷口准教授、福岡准教授)と一般教科有志(竹原准教授)が青少年のための科学の祭典2022奈良大会に出展するブース「3次元お絵かき入門!!!」のお手伝いをしてくれました。本イベントの開催目標は、奈良県下の若い人たちに科学の面白さ、夢中になって追求する楽しさ、ものづくりに打ち込む充実感を知ってもらうことです。
「3次元お絵かき入門!!!」は3D-CAD(パソコンを用いた3次元設計支援技術)で3次元お絵かきの体験をしてもらい、サイコロ状に印刷して遊ぶ内容です。今回使用する3D-CADはSOLIDWORKS Apps for Kidsです。SOLIDWORKS Apps for Kidsの対象年齢は4~14歳で、楽しく3D デザインとエンジニアリングの概念を学ぶことが可能なツールです。このツールはインターネットで(クラウド上で)動作するので、ハイスペックなパソコンを持って行かなくても実施できました(タブレット端末でも動きます)。
また、GEARプロジェクトの一環として、GEAR奈良ユニットと佐世保ユニットが連携し次世代エネルギーの啓発を行いました。本イベントの趣旨に賛同するとともに、GEAR活動の一環として地域連携へのステップになればと考え、次世代エネルギーの啓発を行うブース出展を行いました。水素で動くミニカーを動かすことで水素エネルギーの仕組みを伝えました。
3D-CADは3次元設計ソフトで、水素自動車や水素配管などの設計に欠かせないツールです。奈良高専ではSOLIDWORKSや3DEXPERIENCE Platformを導入しています。
今回の出展は1回あたり30分と、いちから設計するには時間が足りないので、学生スタッフが事前に準備してくれた自動車やサンタクロースのパーツを組み合わせたり、色塗りをしました。

<パーツを探しています>
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<サンタクロースのパーツを並べています> |

<大盛況です>
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<学生スタッフが真剣に教えています>
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<金魚の柄を考えています>
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<小鳥に色塗りをしました>
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<サンタさんをソリに乗せています>
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<サンタさんとトナカイたち>
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<自分で考えてモデリング>
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<オリジナルの車ができそうです>
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<早くできた人はサイコロづくり>
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<色々な角度から作品が見られます>
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GEARプロジェクトが取り組む次世代エネルギー啓発の一環として、水素で動くミニカーを動かしています。水素エネルギーの仕組みのポスターも展示しています。

<ポスターを使って説明中1>
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<ポスターを使って説明中2>
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<水素ミニカーの説明中>
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<水素ミニカーで遊んでいます>
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あいにくの天気でしたが、ご参加いただきました皆様ありがとうございました。3次元設計教育および次世代エネルギー啓発の一助になれば幸いです。学生スタッフのみなさんのおかげで、満員御礼で大盛況のうちにイベントを結ぶことができとても感謝しています。関係してくださった皆様の益々のご発展をお祈り申し上げます。

<晴れやか笑顔の学生スタッフと先生方>