
テキサンとは、ノースアメリカン社が1934年に設計した「T-6テキサン練習機」であり、わが国にもパイロット養成の練習機として1955年に輸入され、自衛隊で10年間にわたりに使用されました。
本校創立の翌年である昭和40年(1965年)6月14日に防衛庁(宮城県名取郡岩沼町の航空自衛隊仙台分屯基地)から管理換えを受け、本校とほぼ同じ歴史を刻んでいます。そのテキサンの装いの変遷について、まとめてみました。
なお、平成29年度のチャンレンジプロジェクトに参加された本校学生による調査報告書も併せてご一読ください。
1965年 テキサンがわが校に到着(翼はどこ?)

1988年

1988年 シルバーに塗り替えする前のテキサン

1990年 本来のシルバーに大変身

2023年 同窓会によるテキサンの補修及び塗装工事完了!

現在 夕日を受けて

【参考:ノースアメリカン T-6テキサン練習機 性能仕様表示】
全 幅(b) |
12.5m |
全 長(l) |
8.8m |
全 高(h) |
3.5m |
翼 面 積(s) |
23.6㎡ |
自 重(We) |
1,888kg |
総 重 量(Wto) |
2,383kg |
発 動 機(E)P&W |
P&W R-1340―AN1 550hp×1基 |
最大速度(Vmax) |
178kt (最大時速 330km) |
巡航速度(Vc) |
155kt |
失速速度(Vs) |
67kt |
実用上昇限度(Zc) |
6,560m |
航続距離(R) |
480nm (889km) |
上昇速度(Re) |
320m/min |
離陸滑走距離(Lto) |
450m |
着陸滑走距離(Lod) |
480m |
乗 員(C) |
2名 |