社会貢献 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~光を探る ~ 光で透明な材料は削れるか? ~を開催いたしました。 奈良高専では、令和4年8月4日(木)に、「ひらめき☆ときめきサイエンス」を実施しました。大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。今年度、本校 電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授のプログラム「光を探る ~ 光で透明な材料は削れるか? ~」が採択され、数多くの応募の中から抽選で17名の中学生の皆さんが受講しました。 (電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授) 最初に先生の自己紹介や科研費等についての説明がありました。また、今回手伝ってくれる本校の補助学生らの自己紹介もありました。 講義ではまず光が何に使われているのかや光の性質について学び、分光実験ではプリズムを使用し白色を赤、緑、青色などの各色に分けてみたり、ガラスの屈折率の求め方を学びました。分光実験では、付き添いの方も一緒に参加し、虹色の光を見て驚かれていました。 今度は、教室を飛び出し学内の施設見学を行いました。研究室や共通機器管理センターなどを見学し、教員・技術職員・学生から直接、実験の内容や機器の説明をしていただきました。 続いて、受講生が考えたデザインを光(レーザー加工機)を使ってアクリル板を加工する体験をしました。完成したアクリル板は受講者にプレゼントし、本日のプログラムについてディスカッションを行い発表して頂きました。 コロナ禍で制限も多い中、受講生が積極的に参加していたことが印象に残りました。開催後のアンケートでも「将来自分も研究してみたい」という回答も多く科学の面白さを体験して頂けたと思っております。 受講いただいた皆様には、何事にも疑問や興味を持っていただきそれらに積極的にアプローチして頂きたいと思います。