社会貢献 出前授業 「プログラミングを体験しよう」(平成31年2月13日、26日 於 俵口小学校) 奈良高専では、児童生徒の理科離れが進む現状の改善を図るため、今年度も出前授業を実施しています。平成30年3月に、新たに生駒市と学市連携協定を締結し、今年度から、生駒市内でも協定に基づいた出前授業を行うことになりました。 平成31年2月13日(水) 6年生、26日(火) 5年生に、生駒市立俵口小学校において、情報工学科 松村 寿枝教授が「プログラミングを体験しよう」と題した出前授業を行いました。 (情報工学科 松村 寿枝 教授) まず最初に、プログラミングがどういうものなのか、使われているスマホなどの身近な事例を挙げて説明がありました。現代において、プログラミングがどれだけ多くの場所で使われ、どれだけ重要かがよく分かりました。 次に、この授業で使用する Scratch(スクラッチ) というソフトについて説明がありました。このソフトはアメリカの大学で作られたソフトで、誰でも簡単にプログラミングをして、ゲームやアニメーションを作ることができます。 今回のプログラミング作業の最初は、動かすキャラクターを一つ選択してもらいました。その後、実際にどのように動かすのか命令を入力していきます。 本校の学生が補助学生として参加しました。児童からの質問に次々に答え、作業のお手伝いをしました。 入力した命令により、キャラクターを実際に動かしてみました。この日は左右移動やジャンプをさせたりしました。どの向きにどれだけ動かすかは座標軸で考えます。 もう一つキャラクターを選んでもらいました。さらに、それも動かして、最初のキャラクターが避けるようにするなど、色々な動きをさせることに挑戦しました。 各クラス、授業の最後には元気に終わりの挨拶をしてくれました。この出前授業をきっかけに多くの児童さんがプログラミングに興味を持ち、さらに色々挑戦してもらえると嬉しいです。 なお、この出前授業で使用した Scratch はフリーソフトで、Webで誰でも自由に使うことができますので、興味のある方は調べて、是非使ってみてください。