平成30年5月5日(土・祝)にベルテラスいこまにおいて、生駒市との学市連携協定に基づく科学教室を、午前、午後の2回(定員28名/回)で実施しました。 本校にとっても屋外での科学教室は初めての試みです。
当日は晴天に恵まれましたが風が強かったため、同伴いただいた保護者の皆様にテントが飛ばないよう支えていただくなど、科学教室の実施に多大なるサポートをいただきました。
本校、生駒市のスタッフ、受講生、保護者の皆様が一体となって無事に実施できたことをこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
では、当日の様子を紹介いたします。

生駒市教育委員会 中田教育長より挨拶をいただきました。
本校からは武田副校長(午前)、榊原校長補佐(午後)より挨拶をさせていただきました。

本校電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授が率いるシステム開発研究会の学生にバトンタッチし、科学教室開始です。
最初はプログラミングを体験していただきました。
プログラムを入力したロボットを試走しています。うまくできたかな?

プログラムを入力している様子。微妙なセッティングが競技に影響します。

コース上で試走している様子。なお、コース上にあるものは、本校の3Dプリンタで作成した地元生駒の特産品(茶筌、レインボーラムネ、おかき)です。

学生から競技の説明をしています。ロボットにどういう機構をつけたらうまく「特産品」を運べるでしょうか?


受講生はそれぞれ工夫をして特産品を摑まえる仕掛けをロボットにつけています。

「1,2,3,レゴー」のかけ声で競技開始です。
プログラムで組んだロボットでスタートし、リモコン操作のロボットにバトンタッチ、
「特産品」をゴールまで運ぶことを得点付けして競います。
実際やってみると難しい作業なんですが、
受講生は学生の指導をスポンジのように吸い込み要領を得ていました。
やはり若年層でのプログラミングや
それに伴うクリエイティブさを涵養する学習は重要であると思います。
白熱した競技会場の様子。

表彰式の様子。受講生の皆さんが、一所懸命に取組みました。

最後に電子制御工学科 玉木 准教授より挨拶がありました。
COC+事業の展開から学市連携が生まれ、今回の科学教室に至りました。
この科学教室に参加いただいた受講生が理系分野に興味を持ち、将来の技術者・研究者になってくれることを祈っています。
改めて強風の中、無事に科学教室を終えることができまして、関係各位に厚く御礼を申し上げます。