令和7年2月27日(木)、大和郡山市立郡山西小学校において、電気工学科 池田 陽紀 准教授、芦原 佑樹 准教授 及び電気工学科の学生が「磁石の不思議 君も磁石博士だ!」をテーマに出前授業を実施しました。
当日は、3年生3クラス計83人の方に受講いただきました。
(出前授業は児童生徒の理科離れが進む現状の改善を図るため、奈良県大和郡山市及び生駒市と学市連携協定を締結し、創造性や科学的な考え方を育むことを目的に、教育委員会や小中学校からの依頼により、実施しているものです。)
授業では、グループに分かれてクイズや実験に挑戦します。
最初に先生より、磁石の説明がありました。
学校で習った内容でも、クイズで出されるとよくわからないことがあります。補助学生の助言を受けながらグループで議論して、なぜそのようになるのか理由も考えて発表してもらいます。
磁界の働きで銀玉が浮いているように見える現象を体験し、不思議な現象については先生が実演します。
また、磁石振り子(吊るされた磁石とその下の台の磁石の磁力を利用した振り子)をどのチームが一番早く停止させられるか、各チーム試行錯誤し競争しました。競争後には、試行錯誤(実験・工夫)から発明・発見が生まれると説明がありました。
その他にも、最も強力な磁石であるネオジム磁石の装置に乗る体験や、磁石の歴史を学んでもらいます。
この授業で、一人でも多くの児童に、科学に対し興味をもっていただき、体験入学、科学教室、公開講座、高専祭などの本校イベントに来ていただければと思います。