本校では、学生からアイデア溢れる意欲的な活動計画を募集し、審査の上採択としたプロジェクトを支援する取組を行っています。
計画立案から目標達成に至るまでの一連のプロセスにチームで取り組むことで、成果追求だけではなく、関わった学生が自主性や創造性、協調性など様々な面で大きく成長してくれることを願い、平成23年度に当時の谷口研二校長が「学生チャレンジプロジェクト」として創設しました。
令和6年度については、奈良高専同窓会様、公益財団法人寺田科学技術育英会様、奈良高専地域イノベーションコンソーシアム様から活動費用のご支援をいただくことで、これまで以上に活動の幅が広がった取組が見られました。
令和6年度採択プロジェクトおよび報告書
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プロジェクト名 概要 |
チャレンジ 種類 |
報告書 |
1 |
飲食店データプラットフォーム 概要:飲食店のデジタル化を行うシステムの開発 |
社会実装 |
報告書 |
2 |
はがきや封筒をポストに投函するドローン -郵便のラストワンマイルに革命を- 概要:郵便事業の省人化を目的とし、はがきをポストに投函するドローンを提案 |
試作検証 |
報告書 |
3 |
温度が一目瞭然1?キラキラPC!! 概要:ラティス構造を持つCPUクーラーを金属3Dプリンタにより製作 |
試作検証 社会実装 |
報告書 |
4 |
Life With 3D Printing ~声で操る3Dプリンタ~ 概要:音声などの入力によって、モデリングから印刷までを自動で行う、革新的3Dプリンタの提案 |
試作検証 社会実装 |
報告書 |
5 |
挨拶ゴミ箱ロボットプロジェクト 概要:ゴミのポイ捨てやゴミ箱からの溢れ返り防止を目的とし、対話型ロボットを搭載したゴミ箱製作 |
試作検証 地域創生 社会実装 |
報告書 |
報告会の開催
令和7年2月21日(金)に支援機関関係者の方もお招きし、報告会を開催しました。
プロジェクトに参加した学生の皆さん、1年間お疲れ様でした。今回の成果報告会には学外からも多数の方にご参加いただき、貴重なコメント等をいただきました。次年度以降、それらコメントを活かした活動の発展や新規プロジェクトの申請等、多くの学生のチャレンジを期待します。