平成29年7月13日(木)に物質化学工学科 中村 秀美 教授、米田 京平 助教が、
大和郡山市立治道小学校において出前授業「プラスティックをリサイクルしよう!」を実施しました。

本日3種類の薬品を使用します。

まず、シャーレにリモネンを入れて細かくした発泡スチロールを溶かします。
次のステップを中村教授が説明しています。

発泡スチロールが溶けたリモネンの液にエタノールを入れます。
するとおもちのような白いポリスチレンが現れました。子ども達は楽しそうです。

中村教授よりシャーレで起こっている現象について説明を行いました。

3番目の実験、ポリスチレンを発泡スチロールに変えます。


先ほどのシャーレにアセトンを混ぜて、ポリスチレンを米粒大に丸めてお湯に浸すとポップコーンのように
ふくれて発泡スチロールになりました。発泡スチロールは体積の98%が空気で2%がポリスチレンだそうです。

最後に発泡スチロールにふくらむ理由を中村教授から説明がありました。
児童のみなさん、是非とも理科に興味を持って将来技術者や科学者になってください。
お疲れ様でした。