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科学教室 「いこまっこチャレンジ教室『からくり人形を作ろう』」(令和元年9月1日 於 生駒市たけまるホール)

令和元年91()、本校と生駒市との学市連携協定に基づき、たけまるホールにおいて、機械工学科 廣 和樹 教授、教育
研究支援室 尾﨑 充紀 技術専門員、補助学生7名が科学教室「いこまっこチャレンジ教室『からくり人形を作ろう』」を実施しました。

 
       (機械工学科 廣 和樹 教授)            (教育研究支援室 尾﨑 充紀 技術専門員)

 


まず最初に、現代の身近にある機械と昔から存在する機械であるからくり人形について比較しながら説明がありました。
今回はそのからくり人形の一つである「連理返り人形」を作ります。動画も交えながらどのようなものか理解してもらいました。

 


早速、連理返り人形の工作開始。連理返り人形キットは本校で製作したオリジナルのものです。
補助学生もサポートに入りながら作っていきます。まずは人形が降りる階段から作り始めました。

 
 
 
 


階段を作った後は、人形作り。きちんとまっすぐ降りられるよう、微調整を加えながら作ります。

 
 


皆さん、順調に作り進めていき、自分で作った階段はすぐに降りられるようになっていました。
降りられるようになった人から、あらかじめ用意しておいた3倍の長さの階段に挑戦してもらいました。

 
 
 
 
 
 


3倍もの長さの階段になると、最後まで降りきるのはかなり難しいです。
それでも何名かの参加者の方は何度も挑戦と人形の調整を繰り返して、成功させていました。

 
 
 
 
 


廣教授から、なぜ人形が降りて行くのか解説がありました。
シーソーを例に出して力のモーメントについての話をした後、連理返り人形にも当てはめて、筒の中の重りの移動による
モーメントの変化で人形が降りて行くと説明がありました。

 
 



そして、最後の挨拶。この科学教室では科学技術の一端を体験してもらいましたが、この世界にはまだ色々なことがある
ので、今後も夢や希望を持って色々な事に挑戦してほしいと廣教授から小学生の皆さんにお話がありました。
なお、作ってもらった連理返り人形は、皆さんにお土産として持って帰ってもらいました。

 



 



 

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