平成30年12月7日(金)に郡山北小学校において、一般教科 稲田 直久 准教授、新野 康彦 准教授による
「超低温の世界を探る」をテーマに出前授業を実施しました。

液体窒素の温度を計測しています。
液体窒素を床にこぼしているところ。ホバークラフトのようにかなりの速さで転がってきます。
実験は立ってしなければ安全を確保できないことを学びました。


お馴染みの花を凍らせる実験。液体窒素に浸かった可憐な花がバラバラになりました。

これもまたお馴染みのバナナでクギを打つ実験。見事成功です。

給食の残ったパンを凍らせてみました。1回目、2回目は焼いたトーストのようにパリッパリになり
粉々になりましたが、3回目は湿気を吸ったためにカチンコチンに凍りました。
安全に成功してよかったです。余談ですが、パンは消費期限が切れたものを使用しています。
液体酸素を液体窒素に浸けると薄青色のきれいな液体になりました。

液体酸素の入った試験管に火の付いた線香を浸けると中で激しく燃えました。

液体窒素に塩ビパイプを入れると・・・瞬間に突沸し白い煙が吹き出しました。


風船の犬を液体窒素に浸けるとみるみるうちにしぼんでしまいましたが外に出せば元通りです。

スーパーボールも液体窒素で冷却されるとガラス玉のようになります。

超伝導体とネオジム磁石でリニアモーターカーの原理を体験しました。
つかず離れずの実験も成功。
児童は皆、とても元気で興味を持って授業に臨んでくれました。
これを機会に1人でも多くの子ども達が理科に興味を持ってくれたらと願います。