2019年度の大和郡山市科学教室(パソコン教室)が、6月22日(土)、6月29日(土)、7月6日(土)に開催されました。
【6月22日】

早速、情報工学科 松尾 賢一教授の講義が始まりました。
まず画像のしくみや光の三原色(赤、青、緑)、画像処理について学びました。その後、校内を散策しながらデジタルカメラで写真を撮って、自分の顔を使って画像処理します。
受講生は指導補助の学生に指導を受けながら、自分で画像処理を進めていきます。

本日の授業はここまで。皆さんお疲れさまでした。また次回よろしくお願いします。
【6月29日】

上野秀剛准教授の講義が始まりました。本日の内容はアニメーションづくりです。フリーソフトを使って、連続した動きのある
絵を描き、ぱらぱら漫画のように動かします。

アニメーションづくりは、多くの絵を描かなければならず非常に労力、集中力が必要です。普段TVで何気なく見ているアニメから、
その成り立ちを考えるきっかけになればいいですね。


粘土を使ったアニメーションづくりに入ります。上野准教授よりNHKで放映されたアニメを事例に説明がありました。
補助学生のサポートの下、受講生は思い思いに粘土細工を作っています。どのようなクレイアニメができるのでしょうか。
続きは来週です。受講生のみなさん、お疲れ様でした。
【7月6日】

3回目の講座は、前回(6月29日)で作成しかけた粘土のキャラクターを仕上げるところからスタートします。
はじめに、情報工学科 山口賢一准教授の講義がはじまりました。先週に続き、クレイアニメーションの製作を始めるにあたり、手順等の説明がありました。

受講生たちは、自分だけのオリジナルなアニメキャラクターを思い描きながら、真剣な眼差しで粘土をこねて形作っていきます。

補助学生もいっしょになってアドバイスを行いながら楽しく製作に加わります。

粘土で作った造形を、アニメの動きを思い描きながら数コマ分デジカメで撮影していきます。

補助学生のアドバイスを受けながら撮影した画像をパソコンに取り込み、専用のアプリケーションでアニメーションを作っていきます。

全てを紹介できないのは残念ですが、力作の一例です。なかなかレベルの高い作品揃いです。

これで3週連続の「大和郡山市科学教室(パソコン教室)」は無事終了しました。受講生の皆さんそれぞれが独創的な発想でパソコンを使ったアニメーションの世界を楽しみ、充実した3日間となりました。
今回の科学教室をきっかけに多くの小学生たちがパソコンに興味をもっていただけることを願っております。