平成30年9月8日(土)、大和郡山市との学市連携協定事業の一環として、科学教室「手作りモーターを作ろう!」が本校で開講され、大和郡山市の小学生17名が参加しました。
電気工学科 池田陽紀講師による今回の科学教室の概要紹介の後、エネルギー、モーター、磁界(磁場)について基礎的な説明が行われ、モーターや磁石、コイルのサンプルなどに触れながら受講生たちは真剣な眼差しで学びました。
(池田陽紀講師による基礎知識の講義風景)
基礎講義に続いて、実際にモーターを作る作業に移りました。
まずは材料の確認です。部品がたくさんあるので受講生たちは真剣に部品点数をチェックしました。
(モーター作製に使う材料をチェックする様子)
まずはロータの作製です。補助学生の指導のもと、エナメル線を適切な寸法に切り細かな作業に取り組みました。
(ロータ作製の様子)
続いてステータの作製です。銅線をパイプに巻き付けコイルを作ります。プラスチックダンボールに切り込みを入れてコイルを取り付けます。銅線の先端に端子を取り付け、電池ボックスのマイナス線とエナメル線をつなげてステータの出来上がりです。
最後は、ステータにロータを取り付け、手作りモーターの完成です。
(ステータ作りの様子)
(手作りモーターの完成)
(作ったモーターを実際に回してみる様子)
出来上がったモーターが実際に動き出すのを体感し、教室は歓声に包まれました。
最後にこの日のまとめと復習です。
参加した小学生たちは、自分たちでモーターをつくる体験から、ものづくりの楽しさと科学の不思議を学び、満足そうな様子でした。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。