奈良工業高等専門学校

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科学教室 「立体パズルで数学(算数)とふれあおう」(平成29年8月27日 於 奈良高専)

平成29年8月27日(日)、大和郡山市との学市連携協定事業の一環として、科学教室「立体パズルで数学(算数)とふれあおう」が奈良高専で開講され、大和郡山市の小学生20名が参加しました。

今回の科学教室は、本校の数学に興味を持つ学生によるプロジェクトチーム「数学 LOVE!」のメンバーを中心に行われました。最初に、一般教科 名倉 誠 准教授から自己紹介があった後、「数学 LOVE!」のメンバーも補助に入る各グループに対して自己紹介を行いました。

 
            (一般教科 名倉 誠 准教授)                   (「数学 LOVE!」のメンバーによる自己紹介)

三角形と四角形について簡単に説明があった後、ゾムツールを使用しての立体パズル作成を開始しました。まず、正三角形、正方形、立方体などを作りました。

   

次は難易度が上がって、正20面体です。補助学生の助けも借りながら、皆さん、上手に完成させていました。
完成させたあとは正20面体がなぜ正20面体というのか、頂点や辺がいくつあるのかをみんなで考えました。

         

引き続き、正多角形についての勉強です。色々な正多角形に対角線をひいてみたり、逆にひかずに正多角形の対角線の数を考えたりしました。また、正20面体を描いてみたりもしました。

   

続いて、ある立体の影を映すことによりその立体の実際の次元よりも低い次元で表す「投影」について学んだあと、この日の最終目標である正120胞体の作成にチャレンジしました。4次元である正120胞体の3次元投影をゾムツールで表したものを作ります。
作成時は、全体で2グループに分かれて、さらにグループ内で外側の枠にあたるUFOと名付けられたパーツを中心に作るチームと内側の骨組部分を作るテトラチームに分かれました。補助学生の助けのもと、みんなで協力して作っていきました。

         

見事完成!一人ではかなり作るのが難しいものですが、みんなでつくることにより短時間で完成させることができました。

 

                 

最後にこの日のまとめと復習。
みなさん、普段の学校の算数の授業ではできないプログラムを通して、図形の面白さを体感した様子でした。
お疲れ様でした。

 

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