令和2年10月27日(火)に、奈良市立三笠中学校でキャリア教育の一環として実施された「高校授業体験」の
プログラムの一つとして本校もお招きいただき、出前授業を行いました。
この催しは、同中学校が高校等の様々な教科担当の先生方をゲストティーチャーとして招き、生徒の皆さんに授業
を体験してもらうというもので、当日は本校も含め12プログラム実施されたとのことです。
本校は理科の授業体験を担当し、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音や音声の特徴を調べてみましょう」と
題した授業を行いました。
授業では、奈良高専の概要を紹介した後、松村教授の研究分野である「音声工学・音響工学」について、説明を行い
ました。


続いて、フリーソフトを利用して以下の実験を行いました。
・可聴域チェック:一般的に20代をピークとして徐々に聞き取りにくくなると言われる周波数の高い音を、どこまで
聞こえるかみんなで試してみました。
・音の周波数分析:ギターの音、手をたたく音、人の声等のいろいろな音による波形の違いを確認しました。
今回は、理科の授業体験という事でしたが、高専で行っている「研究」というものを少しでも身近に感じてもらえた
らうれしく思います。ありがとうございました。