平成30年8月9日(木)に田原本青垣生涯学習センターにおいて、一般教科 稲田 直久 准教授が
「超低温の世界を探ろう」と題し、液体窒素を利用した超低温の不思議な現象について講義を行いました。

生涯教育課森田様より挨拶がありました。子ども達だけでなく、保護者の皆様にも科学教室を見学いただきました。

稲田先生の授業が始まりました。液体窒素を専用の容器に入れるとブクブク沸騰し、白い煙が出てきました。温度を見てもらっています。

液体窒素を床にこぼしその挙動を体験しました。実際に液体窒素に触れてもらうと不思議な触感にびっくりです。
ちなみに写真にはありませんが、見学いただいた保護者の皆様にも液体窒素に触れていただきました。
興味津々なリアクションに科学教室やってよかったと思いました。

花を凍らせる実験。液体窒素に入れて冷凍された花は簡単に粉々に砕けました。

バナナを凍らせてクギを打つ実験。

風船の犬を液体窒素に入れてみました。冷やされてしわくちゃになりましたが常温に触れると元に戻りました。

ヘリウム風船を液体窒素に入れてみました。冷やされて体積が減り浮力を失うところを確認しました。

液体窒素で酸素を冷やすときれいなうす青色の液体になります。火の付いた線香を入れると激しく燃え出しました。

質疑応答の様子。子ども達は熱心に稲田先生に疑問をぶつけます。

ネオジム磁石と超伝導体でリニアモーターカーの原理を実験しました。
参加者の子ども達がとても熱心に受講してくれたことがとても印象的な科学教室でした。
是非とも理系科目に興味を持って未来の技術者・研究者になってくださいね。