産学協働・地域創生研究センター 近畿7高専 マッチング交流会を開催しました。 平成31年1月18日(金)、近畿地区7高専(奈良高専・舞鶴高専・明石高専・和歌山高専・大阪府立大学高専・神戸市立高専・近畿大学高専)は、クリエイション・コア東大阪で「近畿7高専 マッチング交流会」を開催しました。(共催:MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)、池田泉州銀行 後援:近畿経済産業局、大阪府、奈良県、(一財)大阪科学技術センター) このイベントは、産業界と近畿7高専とのマッチングの場を創出し、高専と企業との縁づくり、地域経済活性化及び技術振興を図ることを目的として、本校が中心となり、実施しました。イベントは、関係機関関係者による講演や各高専教員による学校・研究事例紹介などを行う講演会の部と、高専と企業との意見交換及び「関西ものづくり新撰」選定企業のパネル紹介・見学を行う情報交換会の部の2部構成で行われました。 【講演会の部】まず最初に、(独)国立高等専門学校機構本部 安藤真 理事から開会の挨拶、大阪府ものづくり支援課長(MOBIO)竹田謙二 様から共催挨拶、近畿経済産業局 地域経済部次長 大西宏志 様から来賓ご挨拶をそれぞれいただきました。 引き続き、近畿経済産業局地域経済部 連携企画係長 和田本啓 様から、「我が国における産学連携の現状について」と題してご講演いただきました。主に産学連携の現状と大学ベンチャーについてお話しいただきました。 近畿地区7高専の教員からそれぞれの学校紹介と研究事例紹介がありました。本校は、物質化学工学科 教授 中村秀美産学協働研究センター長が紹介を行いました。 最後に、ご共催・ご後援をいただいた関係機関の皆様から各種ご案内がありました。 【情報交換会】講演の部終了後、高専と企業との情報交換会が始まりました。7高専それぞれがブースを設け、ご参加いただいた皆様と技術相談・就職関係などで活発な情報交換を行いました。 同時に、近畿経済産業局が実施している「関西ものづくり新撰」に選定された企業様によるポスターセッションも実施しました。「関西ものづくり新撰」は、近畿経済産業局が関西ものづくり中小企業の優れた製品・技術を発掘し、情報発信や販路開拓支援などを通じてビジネスの拡大を応援することを目的に実施しています。今回の展示では、選定企業の皆様により、その優れた製品や技術が紹介されました。 交流会の参加者は、149機関(関係機関含む)251名(うち高専関係者41名)にのぼり、最後まで盛況のうちに終えることができました。このマッチング交流会が、ご参加いただいた企業の皆様と各高専が産学官金連携・就職などにおいて関係が深まる一助になれば幸甚です。