2020年9月4日(金)、本校 地域創生大講義室において、「地域社会技術特論(専攻科1年)」(担当:機械工学科 谷口准教授、電気工学科 藤田教授、顯谷特命教授)の最終成果発表会が行われました。
本授業は地域創生演習科目として、地方創生に対して技術者が果たす役割とその重要性を理解することを目的とし、奈良県内のものづくり企業の抱える問題に対して、課題解決型学習を実践してきました。
今年度は、クオリカプス株式会社様のご協力を得て、ご提示いただいたテーマに対し、技術者の立場からグループワークで取り組みました。
コロナ禍において、ほとんどの授業やグループワーク、さらには同社との交流をオンラインで行うことを余儀なくされましたが、最終成果発表会当日は、授業に関わっていただいた4名のご担当者様に本校までお越しいただき、対面にて発表を行うことができました。
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(最終成果発表会の様子) |
各グループは課題解決提案を検討する際、中間発表時に企業様からいただいたご意見などを踏まえながら、意思決定マトリックスやロジックツリーなどの手法を用いて多面的に解決策の検討・絞り込みを行いました。それらに対して、企業様からは事業としての有効性という視点から率直なご意見、ご感想をいただきました。
学生たちは企業様が実際に抱える問題に関心をもち、グループワークで課題解決に取り組むことを通じてコミュニケーション能力や合意形成力など養うことができ、大変有益な経験を得ることができました。
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(クオリカプス株式会社様による講評の様子) |
企業様には、多大なご協力を頂戴しましたことに感謝を申し上げます。ありがとうございました。