令和3年12月14日(火)、本校大視聴覚室において、令和3年度奈良高専 地域イノベーションコンソーシアム総会を開催しました。昨年度に引き続きコロナ禍での開催となり対面形式とオンライン形式を併用し、20社・機関27名の会員・特別会員の方にご出席いただきました。ご出席頂いた会員のみなさまには受付前で体温測定にご協力いただくなど、感染拡大防止に努めました。本コンソーシアムは平成29年2月に設立され、47の会員(個人・企業等)、7の特別会員(団体・教育機関等)に加入いただいております。(令和3年12月15日現在)
冒頭、後藤景子校長・地域イノベーションコンソーシアム長より 開会の挨拶があり本コンソーシアムの概要及び産学官金連携強化について挨拶がありました。

<地域イノベーションコンソーシアム長 後藤景子校長の挨拶>
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続いて、関西学院大学専門職大学院の経営戦略研究科 教授 山本 昭二 氏をお招きし、「サービスを作り出す共創価値の役割と重要性」をテーマに特別講演会が行われました。30分と短い時間でしたが、技術開発がサービスという側面を含んでいることについてわかりやすく講演頂きました。

<関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授 山本 昭二 氏>
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続いて、本校イノコン運営側より、活動報告を行いました。また、今年度の総会は7月に会員様に依頼したアンケート結果を基にご要望をお答えする構成とし多くの教員から発表を行いました。

共同研究概要について
機械工学科准教授 須田敦の説明
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共同研究の具体的な連携事例について
機械工学科准教授 福岡寛の紹介
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インターンシップ事例と「学生が選ぶポイント」について
電子制御工学科特任教授 早川恭弘の紹介
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実験機器・設備に関する取組について
物質化学工学科准教授 山田裕久の紹介
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インターンシップの内容紹介においては、株式会社藤田油機様からも本校学生の受入れ事例を紹介していただきました。 最後に、地域イノベーションコンソーシアム長補佐の情報工学科准教授 上野秀剛より頂いたアンケート結果を基に運営の方向性を考え、教育研究機関として持っている能力(サービス)を会員の皆様に提供できるよう努めて行きたいと挨拶がありました。

<地域イノベーションコンソーシアム長補佐の情報工学科准教授 上野秀剛の挨拶>
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現在、新型コロナウイルス禍が収まりつつある状況で、活動の制限が緩和され、色々な政策も実施されております。本校においても産学官金連携活動について、新型コロナウイルス禍で得た経験・技術も生かしながら進めてまいりたいと考えております。