令和元年より毎年恒例となっている大和郡山市・阪南大学・奈良高専による3機関連携「郡山城天守台プロジェクションマッピング」が令和3年12月4日(土)大和郡山の城址にて開催されました。
本事業は「教育研究の成果を社会還元する機会づくり」「地域活性化に寄与する若者の人材育成」を目的として締結された大和郡山市・阪南大学・奈良高専による地域連携事業に関する連携協定の成果として、開催されております。
本校からは、情報工学科 内田 眞司 教授と3・4年生が参画している事業です。
また、プロジェクションマッピングの前には、一般教科 稲田 直久 教授が、天体に関する講義「天文学者の一日」をテーマに雲の隙間から見える星空の下、講演を行いました。

↑稲田先生の講演

↑本プロジェクションマッピングを監修した阪南大学花川先生と内田先生からの挨拶
当日は試験期間中のため会場に足を運ぶことができませんでしたが本校の学生8名が約5か月をかけ阪南大学の学生と協働で作成した映像を郡山城跡の本丸と天守台の石垣に投影して頂きました。





↑今年の干支、牛さんが飛行機に乗って世界中を旅するストーリーです。

↑稲田先生の講演後の天体観測コーナーは長蛇の列ができておりました。
当日は、寒い中320人ほどが来場され、特設観覧席からプロジェクションマッピングを見学し終了後には大きな拍手が送られました。普段と異なる視点から天守台をはじめとする郡山城の壮大な石垣を体感する事が出来たのではないでしょうか
本事業は教育研究の成果を社会還元することにより地域を活性化し市民の方々に楽しんで頂ける場と考えております。
より一層、地域連携推進を目指し、来年も再来年も開催できることを願っております。
今回ご協力いただきました関係者及び、学生、寒い中足を運んでいただきました観覧者様には、心よりお礼申し上げます。