奈良高専は、平成29年3月5日(日)に、香芝市ふたかみ分化センターで開催された「第3回かしば産業展」に参加しました。
このイベントは、地方創生の一環で地域企業と市民とのふれあいや企業間のマッチングを図ることを目的に実施されているもので、本校は香芝市との産学官連携・地方創生に係る連携として昨年度に引き続き出展しました。
今回、本校からは将棋部とロボコンプロジェクトの学生が参加し出展を行いました。
両展示共に多くの来場者にお越しいただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
ロボコンの活躍等で香芝市の方々にも本校の知名度は高く、多くの方にお声掛けいただきました。また、知らなかった方についても、今回の展示を通して本校の活動・取組を知っていただくことができました。
以下は、将棋部・ロボコンプロジェクトそれぞれの出展の様子です。
【将棋部】
奈良高専将棋部は、全国高等専門学校将棋大会において平成26年~28年度団体戦で3連覇を果たしています。また、ここ数年、個人戦においても決勝進出を果たし優勝、準優勝に輝いており、非常に活発に活動しています。
今回の展示では1年生3名と顧問の玉木 隆幸 准教授が参加し、来場者と対局・交流を行いました。

将棋に興味を持つ子供たちが果敢に挑戦!高専生相手に奮闘していました。

高専生より年長の来場者の方にも対局していただきました。中には高専生も歯が立たない強者もおられました。お見事!
多くの方が集中した真剣な様子で対局を楽しんで行かれました。
小学生の保護者の方からは、「家族以外の人と対局する機会が少ないので、こういったイベントがあると嬉しい」といったご感想をいただきました。
【ロボコンプロジェクト】
奈良高専ロボコンプロジェクトは、アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテストにおいて、2015年度全国大会優勝・ロボコン大賞受賞、2016年度全国大会ベスト4・ロボコン大賞2年連続受賞など目覚ましい活躍をしています。
今回は、高専ロボコン最大の栄誉であるロボコン大賞を今年度もたらしたロボット「Δ(デルタ)」の展示・実演を行いました。

実演を行う時間帯には展示スペース周りに人だかりができていました。
まずは、今年度の高専ロボコンのルール説明とその攻略のために製作されたロボット「Δ(デルタ)」について、ロボコンプロジェクトの学生から説明がありました。

実際にルールに沿ってロボットを動かし、来場者にご覧いただきました。
展示スペースの天井の都合上、ブロックを限界まで積み上げることにチャレンジはできませんでしたが、全国大会で最高記録の約3.2mを積み上げたその技術力に来場者から驚きの声が漏れていました。

実演終了後、希望者にロボット操作の体験をしていただきました。
ロボットを自分で動かすというめったにできない体験は子供たちに大好評でした。