令和5年10月5日(木)に、奈良市立三笠中学校でキャリア教育の一環として実施された「高校授業体験」のプログラムの一つとして本校もお招きいただき、出前授業を行いました。
この催しは、三笠中学校が周辺の高校等から様々な教科担当の教員を招待し、生徒の皆さんに高校で行われているような授業を受けてもらうという内容になっています。
本校からは、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音を見てみよう」と題した授業を行いました。
授業では、まず奈良高専について簡単に紹介があった後、松村教授が普段研究している「音声工学・音響工学」について説明を行いました。
(情報工学科 松村 寿枝 教授)
続いて、フリーソフトを使用してどこまで高い周波数の音を聴き取れるかという可聴域のチェックを行いました。
一般的に20代をピークとして徐々に聞き取りにくくなると言われる周波数の高い音を、どこまで聞こえるかみんなで試してみました。

次の実験では音に含まれる周波数成分を見ることができるフリーソフトを使用して、様々な音の分析(周波数分析)を
行いました。
今回は、生徒の皆さんがマイクの前で、オルゴールを鳴らしたり、サックスを演奏したりし色々な音を分析しました。
音の波形を、生徒の皆さんは興味深そうに見られていました。
最後にまとめと生徒の皆さんからの挨拶。皆さん、最後まで楽しみながらも集中して授業を受けられていました。
11月には、高専祭もあるので奈良高専に遊びに来てください。