平成30年10月4日(木)、電子制御工学科第4・5学年の学生を対象に、大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座特任教授 山田 憲嗣氏による「医療現場に必要な工学の知識と技術、そして考え方」と題した特別講演会が行われました。 本校は平成27年度より地域創生推進事業(COC+)に取り組んでおり、当事業における地域共創研究活動の一環である「医工連携」や「福祉ロボット」の分野において今後の研究活動の参考となる講義として開催されました。 冒頭、電子制御工学科 早川教授より開講の挨拶があり、引き続いて、講師の山田特任教授より自己紹介がありました。

(本校電子制御工学科 早川教授の開講挨拶風景)
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(山田特任教授の自己紹介風景)
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講義では、「医工連携」における医療現場と工学の緊密な関係、医者のニーズと技術者のシーズの融合、 さらには、看護学と工学の連携について、ユーモアを交えた軽快な語りで、時に質問を投げかけながら講師と聴講学生が身近な距離感で講義が進められました。また、医療現場での工学の具体的な活躍事例として、様々な内視鏡やロボットによる外科手術の事例紹介等も行われ、学生たちの熱い視線が注がれました。
(講義風景)
学生からの質問にも丁寧に回答されるなど、終始、和やかな雰囲気の中で講義が進み、講義会場を埋め尽くした約80名の学生たちの熱気に包まれ、有意義な講義となりました。