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地域創生事業COC+事業(H27~R1)

平成28年度 COC+政治・経済

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≪政治・経済 本科3年生5学科共通≫

奈良県が抱える重点課題を解決できるリーダーの人材育成のために、来年度から「TOMO地域創生マインド養成教育プログラム」が実施されます。

本年度は、COC+事業における地域理解教育の一環として、本科3年生5学科共通の授業として「COC+ 政治・経済」が平成28年10月4日(火)より各学科全8回に渡って進められる予定です。

奈良県の産業や企業を調べ、地域への理解を深めるとともに地域課題の解決について考える授業が行われる他、奈良中央信用金庫様や奈良県内企業様による特別講義も予定されております。

最終日には、学生のグループ発表を奈良中央信用金庫様に評価して頂くことになっております。

 


 

≪講義内容≫

週数 講義内容
第1回 イントロダクション・
特別講義:「奈良経済の課題について」:奈良中央信用金庫様(2016年10月6日掲載)
 
第2回 奈良県経済の現状を分析しよう
 -SWOT分析を体験してみよう- 
第3回 奈良県経済の現状を分析しよう(続)
 -事業のアイデアを考えてみよう-
 
第4回 事業計画書を作成しよう
-商品・サービスのアイデアを考え事業計画書をつくろう-
第5回 特別講義:奈良県企業様
-事業計画書をみてもらおう!-
 
第6回 事業計画書発表準備
-プレゼンテーションの準備をしよう!-
第7回 グループ発表
-奈良中央信用金庫様による評価-
第8回 振り返り・アンケート調査

 

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平成28年度 社会技術特論

地域の課題を解決するアイデアを出そう』~本校教員による地域創生授業が実施されました~(2016年2月3日掲載)

地域創生授業が始まりました(2016年1月25日掲載)

 


 

≪COC+ 政治・経済 担当 竹原 信也講師≫

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イントロダクション・特別講義:「奈良経済の課題について」:奈良中央信用金庫様(2016年10月6日掲載)

平成28年10月4日(火)第1回目となるこの日は、3・4時限目に物質化学工学科、5・6時限目に電気工学科において講義が行われました。

前半は、担当の竹原 信也講師がイントロダクションとして、地方創生推進事業(COC+)とその背景にある日本の現状について説明を行い、学生に「なぜ地方創生?」「今どき地方創生?」と質問を投げかけました。学生からは「一極集中の限界」や「グローバル化」などの答えが挙がり、真剣に「ワークシート」にメモを取っていました。

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後半は、奈良中央信用金庫 地域創生推進室 室長 山田 章生氏による特別講義が行われました。3・4時限目の物質化学工学科の教室には、奈良中央信用金庫 理事長 高田 知彦氏が教壇に立ち、「これまで、奈良高専とも関わりのあるグッドサポートなどを通じて、地域密着型金融機関として、主に預金と融資で社会的役割を果たして参りました。さらに、地方創生として、奈良県の地域経済、地域社会の活性化に貢献して参ります。」と冒頭にてご挨拶を頂きました。

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(奈良中央信用金庫 理事長 高田氏)

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(地域創生推進室 室長 山田氏)

山田 章生氏による特別講義は、金融機関の役割や種類、信用金庫と銀行の違い等を分かりやすく説明された上で、奈良県経済の現状と課題について、学生に質問を投げかけながら、分かりやすくレクチャーされました。

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学生は、奈良県の産業・製造業・地場産業等を全国シェアと比較して、奈良県経済の現状を理解しました。そのうえで、奈良県経済の課題は、奈良県内中小企業の成長と発展、さらに新規事業の創出であることを学びました。そして、課題解決のために、若者が奈良県に愛着を抱き、ベンチャーマインドを持った優秀な技術系人材の活躍が挙げられました。

終わりに、期待を込めて「Boys(and Girls) be ambitious!!( 少年、少女よ、大志を抱け!!)」と結ばれました。

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今後、最終日のグループ発表に向けて、学生はグループワークにより課題に取り組む予定です。

 

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