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地域創生事業COC+事業(H27~R1)

平成29年度 後期 社会技術特論

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≪後期 社会技術特論 専攻科2年生≫

専攻科2年生において、奈良県内ものづくり技術を牽引する企業の取組や工夫を学ぶとともに、学生自ら社員になった気持ちで地域社会や地域企業が抱える問題に取組むことで、技術者の観点からその問題を解決(新規技術開発や新機能・製品の創造などを想定)する能力を養うことを目的に、地域創生演習科目としての「後期 社会技術特論」が平成29年9月29日(金)より全15回に渡って進められています。

中間発表会や最終提案発表会には、地方公共団体・地域企業などをお招きして、コメントを頂く予定になっております。

                                            


 

≪後期 講義項目・内容(予定)≫

                         

週数 日程 講義内容
第  1週    9/29 ガイダンス、マインドマップの概要説明、奈良県の製造業の現状についての事前調査
第  2週   10/ 6 マイドマップ等を活用し、奈良県の製造業の現状についての事前調査
学外研修   10/13 現地調査(工場見学)
第  3週   10/20 現地調査から見えてきた現状についてチーム内で議論し課題分析
第  4週   10/27 課題から解決策候補を検討
第  5週   11/10 中間発表会の準備1
第  6週   11/17 中間発表会の準備2
第  7週   11/24 中間発表会
第  8週   12/ 1 問題解決演習1(課題解決策の絞り込み)
第  9週   12/ 8 問題解決演習2
第10週   12/15 最終提案発表会準備1
第11週   12/22 最終提案発表会準備2
第12週    1/ 5 最終提案発表会準備3
第13週    1/12 最終成果発表会
第14週    1/26 個人による授業の振り返りとまとめ1
第15週    2/ 2 個人による授業の振り返りとまとめ2 レポート提出

 

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平成29年度 前期 地域社会技術特論

「地域社会技術特論」受講生が奈良女子大の「コミュニティ・リサーチ」の学外実習に参加(2017年5月31日掲載)

平成29年度 COC+ 政治・経済

平成29年度 社会科学特論

 


 

≪社会技術特論 担当 藤田 直幸教授 ・ 谷口 幸典准教授 ・ 顯谷 智也子COC+特任教授≫

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専攻科2年生 社会技術特論 現地調査(工場見学)

本年度後期の専攻科2年の授業である『社会技術特論』では、地域創生演習科目として、地方創生に対して技術者が果たす役割とその重要性を理解することを目的として、課題発見、課題解決能力等を養う授業を実践しています。この授業では、奈良県下の複数の企業様にご協力を頂戴し、実際のものづくりの現場で抱えられている問題をご提供頂き、その問題に対し技術者の立場から課題解決に取り組みます。

本授業の取り組みの一環として、10月13日に各企業様の工場を訪問し、実際のものづくり現場を見せて頂くとともに、各企業様より、業界を取り巻く環境において企業様が抱えられている問題についてご説明頂きました。学生たちは、企業様の話しに熱心に耳を傾け、活発な質疑応答がなされました。

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今回ご協力を頂戴頂いた奈良県下の企業様は以下の通りです。(順不同)


企 業 事 業 内 容

ケイミュー(株)様 屋根材・外壁材・雨といなどの外装建材の製造販売
クオリカプス(株)様 ハードゼラチンカプセル及びHPMCカプセルの製造販売
カプセル充填機、シール機および製剤関連機器の製造販売
(株)斑鳩様 ステンレス・スチールサッシ・ドアの設計製作施工,ステンレス内外装工事の設計製作施工
吉野銘木製造販売(株)様 銘木・建築材の製造・販売、社寺・数奇屋・大規模木造建築物の設計・施工
木造住宅の設計・施工、山林経営及び育林事業
(株)オーカワ 様 蒟蒻・麺類・胡麻豆腐・ところてん 製造販売
東邦化成(株) フッ素樹脂成形品の製造・販売
半導体製造装置の製造・販売

また、奈良県下市町にある企業様の訪問に際しては、下市町役場様にも多大なご協力を頂戴しました。

今回の現地での調査、体験を学校に持ち帰り、技術者の観点から各企業様の問題について、その原因を分析し問題を解決するための課題抽出、課題解決につなげていくとともに、これらのワークを通じ、学生たちが社会との関わりの中で、課題解決提案能力を身につけ、実践できるように講義を進めて参ります。

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現地調査に際し、お忙しい中、ご協力いただきました各企業様、並びに下市町役場様に感謝いたします。

 


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専攻科2年生 社会技術特論 中間発表会
 

本年度後期の専攻科2年の授業である『社会技術特論』では、地域創生演習科目として、地方創生に対して技術者が果たす役割とその重要性を理解することを目的として、課題発見、課題解決能力等を養う授業を実践しています。この授業では、12チーム(4-5名/チーム)に分かれ、実際に奈良県内の企業が抱える問題を企業側から提示していただき、そのテーマにそって、事前調査、現地調査(10/13)を行い、技術者の立場からの課題解決策の検討に取り組んでおります。

平成29年11月24日(金)に、現時点までの取り組みの成果として中間発表会を行いました。当日は、下市町役場 地域づくり推進課様、吉野銘木製造販売株式会社様、株式会社オーカワ様、株式会社斑鳩様、上田技研産業株式会社様、クオリカプス株式会社様、ケイミュー株式会社様、東邦化成株式会社様に本校までお越しいただき、学生の発表を直接ご覧いただきました。

この度の中間発表会では、企業から提示された課題に対する事前調査や現地調査で得た情報を踏まえ、課題の背景分析と課題解決策候補について、パワーポイントによるプレゼンテーションを行いました。

各チームの発表に対しご出席いただいた皆様から率直なご意見、ご感想を頂戴し、これまでの課題背景分析や課題解決策検討において見えてきた疑問点等について質疑応答を含め活発な討議がなされました。

「吉野銘木製造販売株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、吉野銘木製造販売株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「株式会社斑鳩様、上田技研産業株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、株式会社斑鳩様、上田技研産業株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「株式会社オーカワ様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、株式会社オーカワ様から講評を頂戴している様子)

 

「東邦化成株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、東邦化成株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「ケイミュー株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、ケイミュー株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「クオリカプス株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、クオリカプス株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

今回の中間発表会で頂戴した皆様からのご意見を踏まえ、今後5週にわたり更に具体的な課題解決策の検討を重ねて、平成30年1月12日(金)に最終提案発表会を予定しております。

末筆ながら、下市町役場の皆様、並びに県内企業の皆様に多大なご協力を頂戴しましたことに感謝申し上げます。

 


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専攻科2年生 社会技術特論 最終成果発表会
 

本年度後期の専攻科2年の授業である『社会技術特論』におきまして、平成30年1月12日(金)に今回の取り組みの最終成果発表会を執り行いました。

本授業では、奈良県下の複数の企業様にご協力を頂戴し、実際のものづくりの現場で抱えられている問題をご提供いただき、その問題に対し、学生が技術者の立場から課題解決に取り組みました。中間発表会(11/24開催)に引き続き、当日は、下市町役場 地域づくり推進課様、吉野銘木製造販売株式会社様、株式会社オーカワ様、株式会社斑鳩様、上田技研産業株式会社様、クオリカプス株式会社様、ケイミュー株式会社様、東邦化成株式会社様に本校までお越しいただき、学生の発表を直接ご覧いただきました。

この度の最終成果発表会では、中間発表会の際に頂戴したご意見も踏まえ、実現性、貢献度を考慮し、各チームより技術的な観点からの課題解決提案がなされました。

「吉野銘木製造販売株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、吉野銘木製造販売株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「株式会社オーカワ様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、株式会社オーカワ様から講評を頂戴している様子)

 

「株式会社斑鳩様、上田技研産業株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、株式会社斑鳩様、上田技研産業株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「クオリカプス株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、クオリカプス株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「ケイミュー株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、ケイミュー株式会社様から講評を頂戴している様子)

 

「東邦化成株式会社様」の課題解決について、各チームは取り組みと成果を発表致しました。

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(発表と、東邦化成株式会社様から講評を頂戴している様子)

本授業では、学生が現地調査等を通じ地域が抱える問題に関心をもち、地方創生に対して技術者が果たす役割と重要性を理解するとともに、複数名でチームを組んで課題解決に取り組むグループワークを通してコミュニケーション能力や合意形成力など養うことができ、非常に有益な授業となりました。

本授業に際しましては、下市町役場の皆様、並びに県内企業の皆様に多大なご協力を頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。

 


 

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