奈良工業高等専門学校

産学官金連携・研究推進

Cooperation

HOME 産学官金連携・研究推進 お知らせ 取組(活動)紹介 奈良県吉野郡下市町との交流(2016年6月17日掲載)

地域創生事業COC+事業(H27~R1)

奈良県吉野郡下市町との交流(2016年6月17日掲載)

地- (知)の拠点ロゴ(S).jpg

本校は、現在、奈良女子大学、奈良県立大学と協働で地方創生推進事業(COC+)に取り組んでおり、本事業の一環として、今秋より、工学的観点から地域の問題を解決していくことを題材とした問題解決型の演習授業を計画しております。

この度、事業協働機関として当事業に参画頂いている奈良県吉野郡下市町を訪問し、町が抱える地域課題等について意見交換を行いました。また、上記の授業の題材となるヒントを得るために、同町の地場産業である製材所やぶどう農家、梅農家を見学させて頂きました。農林業では、野生動物対策や農地の雑草駆除(草刈り)、野菜栽培の支柱建て作業負荷、また木材の乾燥や保存手法など、現場で抱えている問題について詳しく話を伺いました。

また、同町では高齢化が進み、高齢者がより住みやすい町づくりに取り組まれており、今後、本校としても高齢者支援という側面から工学的ノウハウを活かせるアイデアについて同町と議論を深めていければと考えております。

simoit1.jpg simoit2.jpg

今回訪問させて頂きました製材所では、木材産業が抱える課題等について意見交換させて頂き、木材の乾燥室や保管現場も見学させて頂きました。また、ぶどう農家では余分な実を間引いていく摘粒作業を体験させて頂き、梅農家では梅の分別・出荷作業を間近で見学させて頂くなど、地域の問題を理解する上で、貴重な体験となりました。

simoit3.jpg simoit4.jpg
simoit5.jpg simoit6.jpg

今後も下市町の抱える様々な課題に対し、本校内での授業を通じて課題解決の糸口を探るアプローチを進めていく為、同町との交流・意見交換を深めてまいります。

PAGETOP