昨年度の「COC+政治経済」(担当教員:竹原信也准教授)を受講した学生5名が本校内で実施している『学生チャレンジプロジェクト2017』地域創生枠部門に採択され、奈良県のPR、奈良の産業活性化に貢献することを目的に県内企業とコラボレーションした商品開発を目指しております。
平成29年11月30日(木)、本プロジェクトメンバーの学生4名が竹原准教授と共に広陵化学工業株式会社様の五條工場を訪問し、工場見学並びに該社の皆様と意見交換を行いました。
本校の地域創生理解科目である「COC+政治経済」では、昨年度から奈良県内の多岐にわたる業種の企業5社をお招きし特別講演が行われており、その内の1社である広陵化学工業株式会社様から該社の事業紹介、業界動向を含め企業・業界の魅力を学生たちにお話し頂き、学生たちの地元企業に対する関心が高まりました。この授業を通じた交流がきっかけで、今般、広陵化学工業株式会社様にご協力頂き企業見学会が実現致しました。
広陵化学工業株式会社様は、プラスチック容器等の企画・開発から成形、二次加工までを一貫体制で手掛けられている県内の有力企業です。製品は各種パッケージ商品や臨床検査機材、一般医療機器等幅広い分野で活用され、各産業の発展に貢献されております。
今回の訪問では、まず、該社五條工場内の設備、機材が実際に稼働している現場を見学し、プラスチック容器が出来上がる光景や品質チェック、検査の光景を体感しました。
工場内は徹底した衛生管理体制が敷かれ、見学者は、見学に先立ち幾度の手洗い、消毒を行い見学用の防塵服に身を包み衛生管理の重要性についても体感しました。

(見学前に念入りに手洗いする様子)
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(エアシャワーを浴びる様子)
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(設備を熱心に見学する様子)
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(検査・チェックの行程を見学する様子)
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工場内を見学後、会議室に移動し、学生たちが現在検討している新しい弁当箱のアイデアについて該社の皆様と活発な意見交換を行い、斬新なアイデアのヒントを探ろうとする学生たちの熱気に包まれました。
(活発な意見交換の様子)
今回の企業見学会を通じて得た様々な情報やご意見は学生たちの新規アイデア創出に向け大きな刺激となりました。

(広陵化学工業株式会社の皆様と学生たち)


「学生チャレンジプロジェクト2017」地域創生枠部門に採択された学生が第1回企業見学会を実施しました。(2017年8月28日掲載)
「学生チャレンジプロジェクト2017」地域創生枠部門に採択された学生が第2回企業見学会を実施しました。(2017年9月29日掲載)