奈良女子大学後期の講義(平成30年10月2日から平成31年1月29日まで実施)『なら学+』が、奈良女子大学 文学系S棟 235教室にて実施され、昨年度に引き続き本校から2名の教員が2回にわたり講義を行いました。平成30年度に奈良高専の教員が行う『なら学+』第一回目が平成30年11月20日、電気工学科 藤田 直幸教授にて行われ、この度で第二回目の講義となります。平成30年12月20日(火)、本校 一般教科 竹原 信也 准教授による『なら学+』の講義が行われました。
はじめに、奈良女子大学 前川COC+コーディネーターからガイダンスが行われ、「3校合同 県内企業見学会」等の紹介、前回講義の意見や感想が伝えられました。また、この講義の最終レポートについて、前川COC+コーディネーターが作成したレポートが、『奈良への提案』と題して、観光編と林業編の2つのプラン例が紹介されました。
つぎに、本校 一般教科 竹原准教授による「地域社会における技術者の役割を考える」と題して本日の講義が開始されました。

(奈良女子大学 前川COC+コーディネーター)
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(本校 一般教科竹原准教授)
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本日の講演内容 |
はじめに:自己・学校紹介等 ①地域社会の重要性 ②奈良地域 ③科学者と技術者 ④科学技術と社会 ⑤地域社会における技術者の役割 おわりに:提出シート記入
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竹原准教授から自己紹介を兼ね学生に「皆さんのことを少し教えてください。」と、QRコードを活用して質問が出されました。

(学生がスマートフォンでQRコードを読み取る様子)
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(入力したアンケート結果が表示される様子)
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そして、「地域社会が今、なぜ重要とされるのか」と投げかけ、地域社会学とグローバリゼーションの視点から説明し、学生はプリントへ各自の考えを記入し、奈良県の今と・これからについてまとめました。
その後、学生は「技術者(エンジニア)と科学者(サイエンティスト)」のイメージや違いについて考え、まとめました。

(学生が各自の考えを発表する様子)
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(講義の様子)
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さらに、竹原准教授から「科学技術と地域社会」について説明がなされ、「あなたの描く未来の社会とは、どんな社会ですか?」と投げかけ、学生は「未来の良いところ」「未来への不安」についてプリントへ各自の考えを記入し「地域社会における技術者の役割を考える」ことで、本講義の内容をまとめました。
途中で、アイスブレークをはさみながら、最後に、学生は本日の講義についての意見や感想を記入、提出しました。

(アイスブレークの様子)
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(竹原准教授から学生にメッセージを伝える様子)
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平成31年1月29日(火)には、『なら学+』最終日として、南都経済研究所から振り返りと活動発表・総括講演が予定されております。

平成30年度 なら学+(奈良女子大学との単位互換科目)