地域創生事業COC+事業(H27~R1)本校におけるCOC+活動詳細(平成27年度~令和元年度)地域共創研究センター(TOMO)
奈良県主催 公開シンポジウム『データ活用による地域の新たな価値創出』において 本校情報工学科 上野准教授がCOC+スマートシティクラスターの研究内容を紹介(2017年11月28日掲載)
平成29年11月25日(土)、奈良県主催の公開シンポジウム「データ活用による地域の新たな価値創出」(於、奈良県産業振興総合センター イベントホール)において、本校情報工学科 上野秀剛准教授が地方創生事業(COC+)スマートシティクラスターの研究内容を紹介いたしました。
本シンポジウムは、IoT、ビッグデータ、AI等の情報通信技術を活用し、地域で新たな価値創出を図る自治体の取り組みの現状と今後について情報交換を行い、データ活用や連携のきっかけづくりを目指して開催されました。
当日は、奈良県での事例紹介として、「『ならたん~きょうから奈良へ』プラットフォームについて」と題し、奈良県産業振興総合センター 林田平馬氏、本校上野准教授、奈良先端科学技術大学院大学 諏訪博彦氏より、それぞれの研究視点から講演が行われました。
本校上野准教授からは、『ならたん~きょうから奈良へ』のデータ分析事例として、本アプリケーションを活用している観光者の属性に基づいた行動をスマートフォンのGPS機能やスタンプラリーを活用し分析した結果等について紹介が行われ、参加者から高い関心が集まりました。
<本校上野准教授の講演風景>
当日は、この他、神奈川県藤沢市での事例として「地域IoTと情報力でキュンとするまち藤沢」と題した講演や京都府の事例として「データとアクション両輪のプラットフォームによる地域課題解決について」と題した講演、また、奈良県生駒市の事例として「オープンデータでつむぐ参画と協働のまち生駒」と題した講演など其々の講演者から事例紹介があり、会場は熱気に包まれました。
最後に各講演者によるパネルディスカッションが行われ、積極的な意見交換を通じて、今後の課題や取り組むべき方向について相互認識を高め、閉会となりました。
<パネルディスカッションの風景>