第2回
1.データを用いて奈良県の特徴を把握してみよう2.体験「SWOT分析!」奈良県経済の現状を分析しよう
平成30年6月21日(木)の3・4時限目に、本科3年生 機械工学科の学生を対象に第2回COC+政治・経済の授業が行われました。
はじめに、担当教員の藍澤 光晴准教授から「今日の授業は、前回の奈良中央信用金庫様の特別講義を踏まえて、奈良県の特徴を把握し、奈良県経済の現状を分析します。そして、経済の基礎知識として、経済活動やストックとフロー、GDPについて学びます。」との説明がありました。

(担当教員:藍澤 光晴准教授)
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(授業の様子)
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授業の内容
1.奈良県の特徴を整理する |
学生は、奈良県の地理的・文化的・経済的な特徴について、再確認し奈良県の現状を把握しました。 |
2.体験:SWOT分析 |
SWOT分析とは、組織や個人がおかれている外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)の4つのカテゴリーに分類することで、現状を分析し戦略に結び付けるための方法です。1960~70年代にアメリカで開発され現在では企業を中心に様々な団体で用いられています。今回は、この簡易版として、学生が4~5人のグループに分かれ、自分たちが出し合ったアイデアを付箋に記入し、ホワイトボードに描かれた4つのカテゴリーに貼って分類するグループワークを行いました。 |
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3.グループ発表 |
学生は奈良県の地理的・文化的・経済的な特徴を活用して、自分たちのアイデアを見つけ、分類された4つのカテゴリーについてクロス分析を行い、積極的攻勢(プランA)、差別化戦略(プランB)、段階的施策(プランC)、専守防衛(プランD)のそれぞれの策を具体的に考えて事業計画書作成の一つのアイデアとしてまとめました。 |
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(グループワークの様子)
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(グループ発表の様子)
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(わかったこと、感想、改善点等を記入する様子)
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全てのグループ発表を終え、他のグループの発表で参考になる点やユニークな意見等について、情報共有をはかりました。
学生は、この授業を通して、奈良県の現状を知ると共に、実際のビジネスで行われている企業や事業の戦略策定や、マーケティング戦略を導き出すためのSWOT分析の手法を体験することができました。そして、このSWOT分析から見えてきたアイデアを今後、事業計画書にまとめて参ります。

平成30年度 地域と世界の文化論
平成30年度 前期 地域社会技術特論
平成29年度 COC+政治・経済