令和元年11月13日(水) 、近畿中国森林管理局主催の令和元年度森林・林業交流研究発表会において、本校「環境クラスター」のリーダーである物質化学工学科 中村秀美教授が、「間伐材の有効利用で林業復興を目指す取り組み」と題し発表を行いました。
本校では地方創生推進事業(COC+)の一環として、奈良県の課題である林業復興を目指し、「環境クラスター」研究活動において「間伐材の有効利用」をテーマに取り組んでおります。
現在、「環境クラスター」では、木材を原料とするセルロースナノファイバー(CNF)に着目し、近年金属代替品として注目されているCNFと樹脂との複合化をテーマに研究開発に取り組んでおり、これまでの研究成果と今後の課題等につき発表を行いました。
当日は、他の発表者も含め多数の森林・林業関係者が熱心な眼差しで聴講し会場は熱気に包まれ、審査委員との間で活発な質疑応答も行われました。
今後もこのような発表の機会を捉え、COC+事業の一環で取り組んでいる研究クラスターの活動成果を積極的にPRしていきます。