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地域創生事業COC+事業(H27~R1)

平成28年度 COC+政治・経済

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≪政治・経済 本科3年生5学科共通≫

奈良県が抱える重点課題を解決できるリーダーの人材育成のために、来年度から「TOMO地域創生マインド養成教育プログラム」が実施されます。

本年度は、COC+事業における地域理解教育の一環として、本科3年生5学科共通の授業として「COC+ 政治・経済」が平成28年10月4日(火)より各学科全8回に渡って進められる予定です。

奈良県の産業や企業を調べ、地域への理解を深めるとともに地域課題の解決について考える授業が行われる他、奈良中央信用金庫様や奈良県内企業様による特別講義も予定されております。

最終日には、学生のグループ発表を奈良中央信用金庫様に評価して頂くことになっております。


≪平成28年度 講義内容≫

週数 講義内容
第1回 イントロダクション・
特別講義:「奈良経済の課題について」:奈良中央信用金庫様(2016年10月6日掲載)
 
第2回 奈良県経済の現状を分析しよう
 -SWOT分析を体験してみよう- 
第3回 奈良県経済の現状を分析しよう(続)
 -事業のアイデアを考えてみよう-
 
第4回 事業計画書を作成しよう
-商品・サービスのアイデアを考え事業計画書をつくろう-
第5回 特別講義:奈良県企業様
-事業計画書をみてもらおう!-
 
第6回 事業計画書発表準備
-プレゼンテーションの準備をしよう!-
第7回 グループ発表
-奈良中央信用金庫様による評価-
第8回 振り返り・アンケート調査

 

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地域の課題を解決するアイデアを出そう』~本校教員による地域創生授業が実施されました~(2016年2月3日掲載)

地域創生授業が始まりました(2016年1月25日掲載)


≪平成28年度 COC+ 政治・経済 担当 竹原 信也講師≫

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第1回 イントロダクション・特別講義:「奈良経済の課題について」:奈良中央信用金庫様

平成28年10月4日(火)第1回目となるこの日は、3・4時限目に物質化学工学科、5・6時限目に電気工学科において講義が行われました。

前半は、担当の竹原 信也講師がイントロダクションとして、地方創生推進事業(COC+)とその背景にある日本の現状について説明を行い、学生に「なぜ地方創生?」「今どき地方創生?」と質問を投げかけました。学生からは「一極集中の限界」や「グローバル化」などの答えが挙がり、真剣に「ワークシート」にメモを取っていました。

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後半は、奈良中央信用金庫 地域創生推進室 室長 山田 章生氏による特別講義が行われました。3・4時限目の物質化学工学科の教室には、奈良中央信用金庫 理事長 高田 知彦氏が教壇に立ち、「これまで、奈良高専とも関わりのあるグッドサポートなどを通じて、地域密着型金融機関として、主に預金と融資で社会的役割を果たして参りました。さらに、地方創生として、奈良県の地域経済、地域社会の活性化に貢献して参ります。」と冒頭にてご挨拶を頂きました。

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(奈良中央信用金庫 理事長 高田氏)

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(地域創生推進室 室長 山田氏)

山田 章生氏による特別講義は、金融機関の役割や種類、信用金庫と銀行の違い等を分かりやすく説明された上で、奈良県経済の現状と課題について、学生に質問を投げかけながら、分かりやすくレクチャーされました。

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学生は、奈良県の産業・製造業・地場産業等を全国シェアと比較して、奈良県経済の現状を理解しました。そのうえで、奈良県経済の課題は、奈良県内中小企業の成長と発展、さらに新規事業の創出であることを学びました。そして、課題解決のために、若者が奈良県に愛着を抱き、ベンチャーマインドを持った優秀な技術系人材の活躍が挙げられました。

終わりに、期待を込めて「Boys(and Girls) be ambitious!!( 少年、少女よ、大志を抱け!!)」と結ばれました。

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今後、最終日のグループ発表に向けて、学生はグループワークにより課題に取り組む予定です。

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)


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第2回 COC+政治・経済の授業が、平成28年10月20日(木)、3・4時限目に情報工学科で行われました。今回は、第1回目の特別講義を踏まえて、奈良県経済の現状を分析するグループワークが行われました。

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第2回 奈良県経済の現状を分析しよう -SWOT分析を体験してみよう!-

最初に、SWOT分析の概要と方法について説明がなされました。その後、4~5人でグループになり、奈良県を取り巻く外部環境や内部環境を付箋とマジックを用いながら強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)に分類する作業が行われました。

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続いて、分類された4つのカテゴリー間の関係についてそれぞれクロス分析を行い、積極的攻勢(プランA)、差別化戦略(プランB)、段階的施策(プランC)、専守防衛(プランD)のそれぞれの策を具体的に考えてプリントに記入し、事業のアイデア(商品・サービス化アイデア)をまとめるワークを行いました。

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学生らは、海外の動向や日本国内の情勢あるいは、奈良県の地理的な位置関係なども踏まえながら、観光や製造あるいは農業等の振興について情報系の学生ならではの視点で様々なアイデアを出し合いました。

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)


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第3回 COC+政治・経済の授業が、平成28年10月26日(水)、3・4時限目に情報工学科で行われました。第2回目に続き、奈良県経済の現状を分析した後に、事業のアイデア(商品・サービス化アイデア)を考える試みがなされました。

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奈良県を取り巻く外部環境や内部環境を強み(Strength)弱み(Weakness)機会(Opportunity)脅威(Threat)の4つのカテゴリーに分類することで、現状を理解するためのフレームワークとして捉え、よりよい意思決定を導き出し、戦略に結び付けるためのSWOT分析方法を体験しました。

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奈良県経済の現状を4つのカテゴリーに分類することにより、クロス分析を行い、積極的攻勢(プランA)差別化戦略(プランB)段階的施策(プランC)専守防衛(プランD)のそれぞれの策を具体的に考えてプリントに記入し、事業のアイデア(商品・サービス化アイデア)をまとめて、1~2分で各グループ発表を行いました。

第3回 奈良県経済の現状を分析しよう (続) -事業のアイデアを考えてみよう!-

クラス全体のSWOT分析の結果を共有し、情報の整理と問題の共有の重要性をクラス全体で確認しました。

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各グループ発表を終え、竹原講師は文献紹介としてジェイン・ジェイコブスの「発展する地域 衰退する地域: 地域が自立するための経済学」を取り上げ、都市や地域の発展においてイノベーションの重要性が認識されていることを紹介し、人々の技術・知恵・勇気が重要であると示しました。

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学生は、SWOT分析を通じてわかったこと、感想、難しかったところ、改善点などを記入していきました。次回授業では、各グループで出し合った事業のアイデア(商品・サービス化アイデア)をもとに、いよいよ商品・サービス化へ向けての事業計画書づくりが行われる予定です。

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)


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第4回 事業計画書を作成しよう -商品・サービスのアイデアを考え事業計画書をつくろう-

第4回 COC+政治・経済の授業が、平成28年11月1日(火)、5・6時限目に電気工学科で行われました。前回までの講義を踏まえ、最初にミニテストが行われました。奈良県経済の課題やSWOT分析に関する出題がありました。

前半は、竹原講師から事業計画書作成の手順について詳しく学びました。

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      1.商品・サービスのアイデアを考える  

      2.事業の目的・使命を確認する  

      3.対象となる顧客について考える  

      4.外部環境・市場環境について考える      

      5.仕入・生産計画を立てよう  

      6.販売計画をたてよう  

      7.もうかるかどうか確かめよう  

この7つの手順により、学生は思いつきやアイデアを本当のビジネスとして実現させるために計画を書面にしたものが事業計画書であり、一般的には金融機関で融資を得るために利用されることが多いことを知りました。

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そして、完成した事業計画書を次回第5回目に特別講義を頂く

株式会社 品川工業所様と奈良中央信金庫様に各々発表し、

アドバイスを頂くことが告げられました。それに先立ち、

株式会社 品川工業所様について会社概要の説明がありました。

後半は、グループワークにより事業計画書を仕上げる取り組みがなされました。商品・サービスのアイデアなどをスマートフォンの検索機能を活用して調べるグループもありました。

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学生は、次回第5回目のグループ発表に向けて、事業計画書の完成が急がれます。

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)


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第5回 奈良県企業様による特別講義

第5回COC+政治・経済では、奈良県内の「卸売」・「プラスチック製品製造」・「機械製造販売」・「精密機器製造」・「商社」の多岐にわたる業種の企業様による特別講義が行われました。

1学科につき1企業様が、事業内容や業界動向、抱えている課題等を直接お話し頂くことで、地元企業の魅力を知ると共にベンチャーマインドの涵養を目指します。

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フルックスグループ様 (2016年11月8日掲載)

その最初の講義が、電子制御工学科3年生を対象に平成28年11月2日(水)、フルックスグループ 代表取締役 黒田久一様を講師としてお招きし、奈良中央信用金庫様にご同席を頂き行われました。

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フルックスグループ様は、時代と共に「内食」から「中食」「外食」へと「変化対応」し、「惣菜のわかる八百屋」として、青果販売・加工、フードサービス事業を幅広く手掛ける地元有名企業です。平成19年(2007年)にグループ会社が「想いの共有・情報の共有」の為に奈良に集結し、「世界を見続け、足元の商売を大切に」をモットーに、世界を大きく見ながら地元・奈良で地域に密着し、足元を深堀りしながら、いつかはアジアを舞台に商売したい!という熱い思いを交えながら、事業におけるこだわりや業界を取り巻く環境、海外視察先での貴重な体験談などバラエティ豊かに語って頂きました。

前半45分の講義を終え、学生からイギリス・デンマーク・スウエーデンを視察された黒田代表取締役に対して、「視察先では語学力が必要ですが、心配はなかったですか?」や「三カ国回ってみて、どこの国が一番美味しかったですか?」等の質問が投げかけられました。質問に対して、「何事も"挑戦"する気持ちが大事であり、それは"好奇心"から生まれます。そして"ロマン"と"ビジョン"がそこにあるからこそ"やる気""意欲"が出てくるのです。会社も個人も"元気"であるためには、何よりも「夢」を持ちたい!」と、述べられました。

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後半45分の講義は、学生がグループワークで作成した事業計画書(奈良県産業の課題やフルックスグループ様に関連する食品業界での課題を題目としたアイデア)を定められたタイムスケジュールに従って、フルックスグループ様、奈良中央信用金庫様のそれぞれのブースへ行き、4分という短い時間を精一杯活用して、自分たちの事業計画書の魅力について発表しました。そして、プレゼンテーション内容に関し直接アドバイスを頂きました。プレゼンテーションをしていないグループは空き時間にアドバイスをもとに改善作業を行いました。

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最後に、フルックスグループ様、奈良中央信用金庫様より学生のプレゼン内容に対する評価を頂きました。フルックスグループ様から「思いもよらない斬新な発想のアイデアが数々あり、我々の今後の商品・サービスを考える上で大いに参考になりました。」と称賛のお言葉を頂き、奈良中央信用金庫様からは「非常に興味深いアイデアばかりで面白く、熱く夢を追いかけるストーリーを事業計画に盛り込めば、より共感できる素晴らしい提案になるでしょう。」と激励のお言葉を頂きました。

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頂いたアドバイス・評価内容を学生は真剣な面持ちでメモに取り、最終グループ発表に向けて、企画案の練り直しに取り組んでまいります。

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広陵化学工業株式会社様 (2016年11月16日掲載)

 

COC+政治・経済 奈良県企業様による特別講義が、平成28年11月8日(火)、3・4限目に物質化学工学科3年生を対象に、広陵化学工業株式会社 経営企画室室長 諏訪 敏様を講師としてお招きし、奈良中央信用金庫様にご同席頂き行われました。

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広陵化学工業株式会社様は、1960年代に種々のプラスチックが大量生産されて、衣料や生活環境へ浸透していった時代の1963年から50年以上の歴史を持つ奈良県の伝統ある企業様です。

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前半45分の講義では、

広陵化学工業株式会社様がこの5年間で売上高を72%成長させることができた増収増益の秘密を中西社長の3つのお言葉、

 

その1 新しいことに挑戦しなさい

その2 加工高を増やしなさい

その3 皆さんの雇用は死守します

 

を交えながら、諏訪様ご自身の製造現場を統括する工場長と経営を企画する管理の立場からお話を頂きました。

 

学生は、この特別講義を通して生産性(人の余力、設備の余力、生産スペースの余力を埋めること)と付加価値(高い小回り性とワンストップの利便性など)について説明を受け、中小企業の魅力、製造業の面白さを知りました。

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学生から「従業員は、パート職員・非常勤職員を含め何人ですか?」と言う質問に対して、「120人程です。雇用形態の多様化により、派遣社員の比率が高くなっています。」と、お答えを頂きました。

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後半45分の講義では、学生がグループワークで作成した事業計画書(奈良県産業の課題や広陵化学工業株式会社様に関連するプラスチック製品製造業での課題を題目としたアイデア)を定められたタイムスケジュールに従って、広陵化学工業株式会社様、奈良中央信用金庫様のそれぞれのブースへ行き、4分という短い時間を精一杯活用して、自分たちの事業計画書の魅力について発表しました。そして、プレゼンテーション内容に関し直接アドバイスを頂きました。プレゼンテーションをしていないグループは空き時間にアドバイスをもとに改善作業を行いました。

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最後に、奈良中央信用金庫様、広陵化学工業株式会社様より本講義を通して学生へコメントと総評を頂きました。奈良中央信用金庫様から、「実際の事業計画書は作るだけでなく、事業が持続しないといけません。そのために3つの"なぜ"を覚えてください。

・なぜ、この事業が社会的に必要か。

・なぜ、この事業に将来性があるのか。

・なぜ、この事業を薦めていきたいと思うのか。

です。

さらに「商品」・「顧客」・「知恵」をしぼり、事業計画書にどれ程の熱意を持って考え抜いたかでクオリティーが高まるのです。」とのお言葉を頂き、広陵化学工業株式会社様からは「面白いプレゼンテーションで、参考になったものもあります。学生の皆さんのフレッシュな感覚や発想は、新しい事業のもととなります。色々なアイデアが商品化に繋がれば楽しいです。中小企業には、このようなフレッシュな感覚や発想を取り入れる風土があります。」と激励のお言葉を頂きました。

竹原講師からは、「プレゼンテーションで厳しいご指摘もあったかと思いますが、それは自分の糧になります。将来の自分のためにもなります。」と、エールがありました。

講義の回数を重ねるごとに、事業計画書が改善され、今後の最終グループ発表に期待が高まります。

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株式会社品川工業所様 (2016年11月16日掲載)

COC+政治・経済 奈良県企業様による特別講義が、平成28年11月8日(火)、5・6限目に電気工学科3年生を対象に、株式会社 品川工業所 社長 庄野 明 様と技術部次長 藤田 隆士 様を講師としてお招きし、奈良中央信用金庫様にご同席頂き行われました。

始めに、奈良中央信用金庫 理事 中田 照夫 様から「奈良県の高齢化人口は年々増加傾向にあり、全国平均を上回る高齢化が進んでいます。そして、奈良県民の県外就業率は全国1位と言う現状を踏まえ、奈良県の活性化には若い皆様の力が必要です。」とご挨拶を頂きました。

sinagawa 1.jpg(奈良中央信用金庫 理事 中田 照夫 様) sinagawa 2.jpg(株式会社 品川工業所様)

株式会社 品川工業所様は、全国に誇れる創業明治43年、今年で106周年を迎える老舗企業様です。餅つき機械で創業して以来、食品加工機械・製菓機械・化学用機械の開発・製造・販売事業を展開し、多様化・複雑化、高品質化する業界のニーズに対応し、技術とハートで食・未来を拓き続けておられます。社章でもあるサンキュウマークの由来や社訓の「感謝・研究・前進」の精神でお客様に満足を提供することにより、社会への貢献と自らの向上を計ることを品質方針として、幅広い業界に対応した製品装置を紹介して頂きました。

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学生から「なぜ奈良県に進出したのですか?」と言う質問に対して、「当時、交通が整備された工業団地が奈良県に出来るという事で進出しました。実際、環境も立地条件も整っています。」とのご回答を頂きました。また、「創業当時と現在の餅つき機との違い、優れている点は何ですか?」と言う質問に対して、「つく時間が短く、衛生的で、安全面でも優れています。」とご回答され、実際の食感については、奈良もちいどのセンター街にある餅つきで有名なお店で実際に、餅つき機が使用されていることを述べられました。

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前半の講義を終え、後半45分では、学生がグループワークで作成した事業計画書(奈良県産業の課題や製菓・食品加工機械製造業界での課題を題目としたアイデア)を定められたタイムスケジュールに従って、株式会社 品川工業所様、奈良中央信用金庫様のそれぞれのブースへ行き、4分という短い時間を精一杯活用して、自分たちの事業計画書の魅力について発表しました。そして、プレゼンテーション内容に関し直接アドバイスを頂きました。プレゼンテーションをしていないグループは空き時間にアドバイスをもとに改善作業を行いました。

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最後に、奈良中央信用金庫様・株式会社 品川工業所様よりプレゼンテーションについてのコメントを頂きました。奈良中央信用金庫様から、「事業について3つの"なぜ"「社会的に必要か」・「将来性はあるのか」・「薦めていきたいと思うのか」と3つの"しぼり" 「商品」・「顧客」・「知恵」が大事です。最終グループ発表に盛り込んでいただけたら。」とのお言葉を頂き、株式会社 品川工業所様より、「学生の皆様から新しい商品の提案や今までにないものを奈良の地につくろう」と言うアイデアをプレゼンテーションして頂きました。機械製造業の立場から申しますと、「誰がどのように満足して頂けるのか。」、「世の中にどのように役立つのか。」を観点に開発に取組んでおります。皆様もこの観点をもとに、次回のプレゼンテーションに活かしてください。」と激励のお言葉を頂きました。

学生は、頂いたコメントを"政治経済ワークシート"に書き込み、今後、事業計画書の練り直しに取組んでまいります。

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奈良精工株式会社様 (2016年11月16日掲載)

COC+政治・経済 奈良県企業様による特別講義が、平成28年11月10日(木)、1・2限目に機械工学科3年生を対象に、奈良精工株式会社 中川 博央様を講師としてお招きし、奈良中央信用金庫様にご同席頂き行われました。

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(機械工学科 教室での特別講義の様子)

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(奈良精工株式会社 中川 博央様)

奈良精工株式会社様は、1968年光学機器部品メーカーとして設立して以来、一分野に固執せず、歯科用インプラント材生産を開始し、奈良県で唯一の第一種医療機器製造販売業許可を取得されました。その後も電車部品・航空機部品の生産等、精密部品加工での技術や経験を活かして、異分野・異業種に積極的にマッチングを図り、奈良県内において技術力の高い企業様です。中川社長ご自身のエンジニアとしての立場から有用なお話を頂きました。

この特別講義を通して、学生は奈良精工株式会社様のエンジニアとしての基礎技術の蓄積(モノづくりの原点、RWF法、タグチメソッド等)・他社との交流を通じた事業展開(産学官連携による弾発指の手術機器の開発、自社にない生産技術先との連携等)や奈良県における地方創生の現状を学び、中小企業の魅力について知りました。そして、学校での基礎学力も大事であるが企業はコミュニケーション能力や協調性を求めていること、教育訓練や自己研鑚に進んで取り組むことが自分にも会社にもプラスになる現状を述べられました。

前半の講義について、学生から「今までに一番辛かった時期は、いつですか?」と言う質問がありました。それに対して、「常に辛い時期だと念頭に置いて、改善を求めて行動することが大事です。いいと思った手法や図面も中々認められない場合があります。業界の在りよう・ニーズを認識した上でのものづくりが重要です。」とのご回答頂きました。

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後半45分の講義では、学生がグループワークで作成した事業計画書(奈良県産業の課題や精密機器製造業での課題を題目としたアイデア)を定められたタイムスケジュールに従って、4分という短い時間を精一杯活用して、自分たちの事業計画書の魅力について発表しました。そして、プレゼンテーション内容に関し直接アドバイスを頂きました。プレゼンテーションをしていないグループは空き時間にアドバイスをもとに改善作業を行いました。

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最後に、奈良中央信用金庫様、奈良精工株式会社様より本講義を通して学生へコメントを頂きました。奈良中央信用金庫様から、「プレゼンテーションで想いを 伝えることができましたか?"自分の欲しいもの"・"自分の趣味"でアイデアを発表してくれた学生さんは一生懸命に夢を語ってくれました。このプレゼン テーションで大事なことは、商品やサービスを誰に喜んでもらいたいのか、どのように世の中の為になるのかを盛り込んで事業計画書を立て、事業継続・成長に つなげていくことです。そのために"3つのなぜ"と"3つのしぼり"を最終グループ発表に活かして頂きたい。」と期待を込めたお言葉を頂きました。
奈良中央信用金庫様からのお言葉

3つの"なぜ"

・なぜ、この事業が社会的に必要か。

・なぜ、この事業に将来性があるのか。

・なぜ、この事業を薦めていきたいと思うのか。

3つの"しぼり"

「商品」

 

「顧客」

 

「知恵」

奈良精工株式会社様からは、「事業を続けていくためには、もう少し周りの事を深く考えて事業計画書を立てないと実現しません。皆さんはこれから世の中に出て活躍してくれます。その一つ一つが経験であり、勉強なので頑張ってください。」と激励のお言葉を頂きました。

頂いたコメントを学生は真剣な面持ちでメモに取り、最終グループ発表に向けて、事業計画書の練り直しに取り組んでまいります。

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奈良OAシステム株式会社様 (2016年11月16日掲載)

COC+政治・経済 奈良県企業様による特別講義が、平成28年11月10日(木)、3・4限目に情報工学科3年生を対象に、奈良OAシステム株式会社 北村 展昭様を講師としてお招きし、奈良中央信用金庫様にご同席頂き行われました。

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(情報工学実験室での特別講義の様子)

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(手前:奈良OAシステム株式会社 北村 展昭様)

奈良OAシステム株式会社様は、平成元年に「夢は大きく」をコンセプトに設立し、OA機器・複合機・ビジネスフォン・システム開発・中古コピー機販売、WEB制作等のオフィスに関する総合商社で、「信用と信頼」をコンセプトに奈良県に密着したサービスで地域貢献を目指す企業様です。始めに動画による会社紹介があり、事業を行う上での数々の困難を乗り越え、ピンチをチャンスに変えて原点回帰をはかり、未来を見据えて挑戦を続けている一筋縄ではいかない懸命な体験談をお話しいただきました。

前半の講義を終え、学生から「ネパールの方は、どういう経緯で採用されたのですか。」や「株主企業の倒産から資金繰りの悪化を体験されましたが、どのくらいで回復されましたか。」、「なら就活ナビについて教えてください。」等たくさんの質問があり、それぞれにご丁寧なお答えを頂きました。

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後半の講義では、学生がグループワークで作成した事業計画書(奈良県産業の課題や奈良OAシステム株式会社様に関連するIT業界での課題を題目としたアイデア)を定められたタイムスケジュールに従って、奈良OAシステム株式会社様、奈良中央信用金庫様のそれぞれのブースへ行き、4分という短い時間を精一杯活用して、自分たちの事業計画書の魅力について発表しました。そして、プレゼンテーション内容に関し直接アドバイスを頂きました。プレゼンテーションをしていないグループは空き時間にアドバイスをもとに改善作業を行いました。中には、なかなか事業計画書のテーマを絞り込めないグループもあり、短時間に2~4個のアイデアを発表する姿も見られました。

最後に、プレゼンテーションについての評価を奈良中央信用金庫様、奈良OAシステム株式会社様から頂きました。奈良中央信用金庫様から、「プレゼンテー ションには、夢を抱いて語る想いが大事です。皆さんの想いは伝わりましたが、事業を継続するためには、計画に緻密さが求められます。そのヒントとして、 "3つのなぜ"と"3つのしぼり"を活用して頂き、さらに"考えて、考えて、考えて"クオリティを高めて頂ければと思います。」とのお言葉を頂きました。                                
奈良中央信用金庫様からのお言葉

3つの"なぜ"

・なぜ、この事業が社会的に必要か。

・なぜ、この事業に将来性があるのか。

・なぜ、この事業を薦めていきたいと思うのか。

 

3つの"しぼり"

「商品」

 

「顧客」

 

「知恵」

 

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)


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第6回 COC+政治・経済の授業が、平成28年11月17日(木)、3・4時限目に情報工学科で行われました。

前半は、事業計画書を作成してわかったことやアドバイスを受けたことなどを踏まえて、これまでの講義を振り返る時間となりました。また、最終プレゼンテーションの評価についての説明等がありました。

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後半は、総合情報センター 情報処理演習室へ教室移動し、パワーポイントを活用してプレゼンテーションの準備を行いました。

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学生はグループごとに、5つの確認事項を念頭に置き、聞き手を意識して、スライドの文字は大きく見えやすいサイズにし、写真やアイコンを活用してわかりやすく作成するように心がけました。

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次回の最終プレゼンテーションに、期待が高まります。

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)

第6回 プレゼンテーションの準備をしよう -プレゼンテーションの準備をしよう-


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第7回 グループ発表 奈良中央信用金庫様による評価

第7回 COC+政治・経済では、これまで学生が取り組んできた事業計画書(奈良県産業の課題や奈良県内企業様に関連する課題を題目としたアイデアによる商品・サービスの企画案)をグループごとに発表し、 奈良中央信用金庫様による評価が行われます。

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電子制御工学科 (2016年11月22日掲載)

平成28年11月16日(水)の1・2時限目に、COC+政治・経済 第7回「グループ発表 奈良中央信用金庫様による評価」が奈良中央信用金庫  山田  章生 様をお招きして、電子制御工学科で行われました。

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(奈良中央信用金庫  山田  章生 様)

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(担当教員 竹原 信也講師)

前回までの講義を踏まえ、1班から9班のグループが7分(発表5分+質疑応答2分)という時間制限でプレゼンテーションを行い、奈良中央信用金庫様、学生、教員それぞれが評価をつけ、想いの共有を図る試みがなされました。

評価採点方法は、奈良県経済の発展と社会貢献の観点から提案内容について"新規性""実現性""事業性"からの評価と"プレゼンテーション"での評価を基準として、50点満点で採点されました。

竹原講師は、「奈良の経済を良くするために、皆さんが真剣に考えた事業計画書でプレゼンテーション し、金融機関の方や企業の方を納得させることができれば、実現する可能性が出てきます。世の中の為に、自分たちの為に心を込めて、心に残る発表をしてくだ さい。」と、激励しました。

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(1班)

文化財ツアー~奈良の発展を求めて~

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(2班)

廃棄用食品の活用と奈良県経済の発展

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(3班)

神とともに眠る~奈良県~

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(4班)

はちみつきゅうり

 

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(5班)

端材を再利用したかき揚げ生産事業

 

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(6班)

食育セミナー

~食育を通して企業のイメージアップ戦略~

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(7班)

きゅうり水

 

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(8班)

工場併設レストランの事業プラン

 

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(9班)

奈良県の作物廃棄を用いた

果実酒の製造販売

9班すべての発表を終えて、奈良中央信用金庫 山田 章生様からは、「事業計画書を立てるのは、楽しかったですか。新規の事業計画を立てることが、なぜ必要か、PLC(プロダクトライフサイクル)の理論からお話しますと、商品が市場に登場してから退場するまでの間には、導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つのサイクルがあります。既存の商品だけに頼っていたら、その企業や地域は衰退していきます。経済の活性化のためには、誰も考えなかったような新しい商品を開発していく必要があります。皆さんは、今奈良県で学んでいます、奈良県に愛着を持って、奈良県の為に力を貸して頂ければと思います。」と結ばれました。

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(奈良中央信用金庫最優秀賞)

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(奈良中央信用金庫優秀賞)

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物質化学工学科 (2016年12月2日掲載)

平成28年11月22日(火)の3・4時限目に、COC+政治・経済 第7回「グループ発表 奈良中央信用金庫様による評価」が奈良中央信用金庫   山田  章生 様と堀内 厚男 様をお招きして、物質化学工学科で行われました。

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(奈良中央信用金庫   山田  章生 様)

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(奈良中央信用金庫 堀内 厚男 様)

前回までの講義を踏まえ、1班から9班のグループが7分(発表5分+質疑応答2分)という時間制限でプレゼンテーションを行い、奈良中央信用金庫様、学生、教員それぞれが評価をつけ、想いの共有を図る試みがなされました。

奈良中央信用金庫様による評価基準は、奈良県経済の発展と社会貢献の観点から提案内容について"新規性"・"実現性"・"事業性"からとプレゼンテーションについて"発表構成"・"質疑応答での対応"・"視聴覚資料の活用"・"話し方・振る舞い"の7つの項目を基準として、50点満点で採点されます。

学生による評価方法は、グーグルフォームを活用してスマートフォンからユニーク賞と優秀賞の二つを人気投票することで、自分たちの発表に対してのコメントなどを即座に知ることができます。

竹原講師からは「この講義で頂いたコメントを自分の課題として受け止め、改善策に気付き、自分のものにできるように頑張ってください。」と激励の言葉を頂きました。

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(1班)

プラスチックスプーン
 

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(2班)

穏やかな空気に包まれた奈良の地で
長閑な日々を

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(3班)

すっきり完食スプーン
 

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(4班)

奈良工業化学大学創設計画書
奈良県を化学の町に...

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(5班)

奈良に泊まろう!
 

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(6班)

安心安全!プラスチック製縫合用ステープル
プラシン

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(7班)

私たちが推し進めたい 新事業
大人向けプラスチックの食器

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(8班)

アクセサリーに
     プラスチックという選択肢を

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(9班)

colorful
 

9班すべての発表を終えて、奈良中央信用金庫様からたくさんのコメントを頂きました。栄えある奈良中央信用金庫最優秀賞は6班で、優秀賞は4班でした。

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(奈良中央信用金庫賞 受賞班の皆さん)

学生からの人気投票は、優秀賞が4班で、ユニーク賞が5班でした。

最後に、竹原講師は「色々な評価を受けて、今後に活かせるかどうかが重要です。地方創生、地域の事を考えて、奈良の事を考えて将来に活かしていただきたいです。」と、結びました。   

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電気工学科 (2016年12月2日掲載)

平成28年11月22日(火)の5・6時限目に、COC+政治・経済 第7回「グループ発表 奈良中央信用金庫様による評価」が奈良中央信用金庫   山田  章生 様と堀内 厚男 様をお招きして、電気工学科で行われました。

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(奈良中央信用金庫   山田  章生 様)

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(奈良中央信用金庫 堀内 厚男 様)

はじめに、奈良中央信用金庫   山田  章生 様からこれまでの講義を踏まえて「最終発表という事で、上位3班には奈良中央信用金庫賞を用意いたしました。皆様のプレゼンテーションを楽しみにしております。頑張ってください。」と、激励のお言葉を頂きました。

奈良中央信用金庫様による評価基準は、奈良県経済の発展と社会貢献の観点から提案内容について"新規性"・"実現性"・"事業性"からとプレゼン テーションについて"発表構成"・"質疑応答での対応"・"視聴覚資料の活用"・"話し方・振る舞い"の7つの項目を基準として、50点満点で採点されま す。

学生による評価方法は、グーグルフォームを活用してスマートフォンからユニーク賞と優秀賞の二つを人気投票することで、自分たちの発表に対してのコメントなどを即座に知ることができます。

1班から10班のグループが7分(発表5分+質疑応答2分)という時間制限でプレゼンテーションを行い、奈良中央信用金庫様、学生、教員それぞれが評価をつけ、想いの共有を図る試みがなされました。

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(1班)

大和ラーメン事業計画書

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(2班)

大学園祭

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(3班)

VR技術を用いた観光

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(4班)

奈良県ハイキングツアー
新・世界遺産 藤原京・飛鳥を歩いて巡ろう!

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(5班)

奈良の宿泊者数を 増やし隊!!

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(6班)

"ふわもっちー"
ホームベーカリー

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(7班)

すてきなせんたくしー
選べるって素晴らしい

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(8班)

経済を沸騰させる
マスコット

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(9班)

「奈良の難読地名クッキー」

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(10班)

金魚焼き

10班すべての発表を終えて、奈良中央信用金庫様から、「プレゼンテーションの内容の絞り込みや充実などの工夫が必要ですが、ターゲットや価格などについて良く調べられていました。ストーリー性やネーミングセンスの良さもありました。今後は、時間制限内に想いを伝える努力やプレゼンテーションのパワーポイントによる操作方法などに慣れていくことが必要です。」などの講評を頂きました。

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(奈良中央信用金庫最優秀賞)

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(奈良中央信用金庫優秀賞)

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機械工学科 (2016年12月2日掲載)

平成28年11月24日(木)の1・2時限目に、COC+政治・経済 第7回「グループ発表 奈良中央信用金庫様による評価」が奈良中央信用金庫   山田  章生 様と藤本 洋介 様をお招きして、機械工学科で行われました。

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(奈良中央信用金庫 様)

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(担当教員 竹原 信也 講師)

前回までの講義を踏まえ、1班から9班のグループが7分(発表5分+質疑応答2分)という時間制限でプレゼンテーションを行い、奈良中央信用金庫様、学生、教員それぞれが評価をつけ、想いの共有を図る試みがなされました。

奈良中央信用金庫様による評価方法は、事業計画書を"新規性"・"実現性"・"事業性"・"社会貢献性"・"奈良県経済の課題の克服"の5つの視点とプレゼンテーションでの"発表構成"・"質疑応答での対応"などの視点を基準として、50点満点で採点されました。

学生による評価方法は、グーグルフォームを活用してスマートフォンからユニーク賞と優秀賞の二つを人気投票することで、自分たちの発表に対してのコメントなどを即座に知ることができます。

「今までに3つの学科の採点を終え、最高得点が44点でした。本日、皆さんの最終プレゼンテーションを楽しみにしております。」と、山田  章生 様より激励のお言葉を頂きました。

その後、順番にプレゼンテーションが行われ、それぞれの班に対して、藤本 洋介 様より質疑があり、学生が応答しました。

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(1班)

老人 village

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(2班)

吉野の新キャンプ場

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(3班)

奈良経済活性化計画

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(4班)

仏像コレクション(奈良)

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(5班)

しかせんシューター

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(6班)

Project of Japanese Cedar

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(7班)

海外の人気飲食店 奈良に呼ぼう

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(8班)

ディアくん

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(9班)

吉野杉+スマホケース

9班すべての発表を終えて、奈良中央信用金庫 山田 章生様から結果発表と講評を頂きました。「皆さんは、今奈良県で学んでいます、そして、今回の講義を通して、奈良県について良く知ろうと考えてくれたと思います。これを終わりとせずに、奈良県に愛着を持って、将来奈良県の為に力を貸して頂ければと思います。」と結ばれました。

竹原講師から学生による人気投票の結果が発表されました。ユニーク賞は、4班で、優秀賞は、1班でした。学生からは、歓喜の声が上がりました。

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(奈良中央信用金庫最優秀賞 4班)

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(奈良中央信用金庫優秀賞 1班)

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(奈良中央信用金庫優良賞 8班と9班)

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情報工学科 (2016年12月2日掲載)

平成28年11月24日(木)の3・4時限目に、COC+政治・経済 第7回「グループ発表 奈良中央信用金庫様による評価」が奈良中央信用金庫   山田  章生 様と藤本 洋介 様をお招きして、情報工学科で行われました。

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(奈良中央信用金庫   山田  章生 様)

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(奈良中央信用金庫 藤本 洋介 様)

前回までの講義を踏まえ、1班から9班のグループが7分(発表5分+質疑応答2分)という時間制限でプレゼンテーションを行い、奈良中央信用金庫様、学生、教員それぞれが評価をつけ、想いの共有を図る試みがなされました。

奈良中央信用金庫様による評価方法は、事業計画書を"新規性"・"実現性"・"事業性"・"社会貢献性"・"奈良県経済の課題の克服"の5つの視点とプレゼンテーションでの"発表構成"・"質疑応答での対応"などの視点を基準として、50点満点で採点されました。学生による評価方法は、グーグルフォームを活用してスマートフォンからユニーク賞と優秀賞の二つを人気投票することで、自分たちの発表に対してのコメントなどを即座に知ることができます。

「今までに4つの学科の採点を終え、最高得点が44点でした。それを上回るように、頑張ってください。皆さんの最終プレゼンテーションを楽しみにしております。」と、山田  章生 様より激励のお言葉を頂きました。その後、順番にプレゼンテーションが行われ、それぞれの班に対して、藤本 洋介 様より質疑があり、学生が応答しました。

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(1班)

自動運転車による快適な観光

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(2班)

奈良民泊システム

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(3班)

名所からみる奈良

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(4班)

NARA's SIGHTSEEING

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(5班)

リニアの駅に作られるテナント

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(6班)

奈良南部ダム建設

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(7班)

古都奈良の自然・文化をアピールした活性化

(奈良 アウトレットモール)

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(8班)

レンタル自転車による

奈良観光サポートプロジェクト

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(9班)

拡張現実を用いた観光アプリの開発

 

9班すべての発表を終えて、奈良中央信用金庫 山田 章生様からコメントを頂きました。「プレゼンテーションお疲れ様でした。このクラスから45点と言う最高点が出ました。皆さん奈良県の活性化について、新しい技術を活用し、奈良の観光(振興課題)等に取り組み、新規性と実現性を共に事業計画書に織り交ぜることができました。今後も自信を持って学業に勤しんでください。」と結ばれました。

竹原講師から学生による人気投票の結果が発表されました。優秀賞は、1班と2班で、ユニーク賞は、断トツ6班でした。学生からは、拍手が湧きあがりました。

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(奈良中央信用金庫最優秀賞 8班)

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(奈良中央信用金庫優秀賞 3班と9班)

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)


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平成28年11月30日(水)の1・2時限目に、COC+政治・経済 第8回「振り返り・アンケート調査」が電子制御工学科で行われました。

第1回目では、「奈良経済の課題について」奈良中央信用金庫様からお話を頂き、奈良県の現状について知りました。その後、奈良県経済統計のデータを用いて、SWOT分析を行い強みと弱みを把握し、アイデアあふれる事業計画書を作成しました。第5回目では、奈良県企業様に事業計画書をみてもらいアドバイスを頂きました。これを踏まえ、プレゼンテーションの準備をし、第7回目に、グループ発表を行い奈良中央信用金庫様に評価を頂きました。

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第8回 振り返り・アンケート調査(2016年12月6日掲載)

グループ発表について、奈良中央信用金庫様による評価・竹原講師による教員評価・学生による評価のそれぞれの結果をプリントにより共有しました。                       

竹原講師から、「金融機関から見た評価や授業を通して見た教員評価・学生から見た評価は、それぞれに違った目線から違った結果が出ています。多くの評価結果が得られ、それぞれに参考になったと思います。」との、コメントがありました。

そして、「グループ内相互評価シート」に従って、自己評価や他者評価を行いました。また、スマートフォンを活用して学生はアンケートに答えていきました。

この授業を通して、工学的知識をベースに経済の基礎知識を身に付ける試みがなされ、将来に必要なコミュニケーションや問題解決スキルを体験することができました。グローバル化の時代にあえてグローカル化に着目し、実際に事業計画書を作成することにより、地域発展の重要性を理解し、問題解決や新しい価値の創造に積極的に取り組むベンチャーマインドの必要性を知りました。このことは、奈良県での生活や仕事に愛着を感じる良い機会となりました。

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最後に、竹原講師は、アフガニスタンで井戸を掘る医師、中村 哲 氏を例に挙げ、その地域の「人も知り、社会も知り、活躍できるエンジニアを目指してください。」と述べ、期待を込めて、「"Think Globally Act Locally!" (地球規模で考え、足元から行動せよ)。」と、学生にメッセージをおくりました。そして、「もし、皆さんが将来、起業をしてみたいと思った時は、是非、奈良県で活躍してください。」と、結ばれました。

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この時間を持って、平成28年10月より全8回に渡って進められた、地方創生推進(COC+)事業における地域理解教育の一環としての講義「COC+ 政治・経済」が電子制御工学科において、無事終了いたしました。

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)

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