
平成28年7月14日(木)、奈良女子大学にて第2回やまと共創郷育センターCOC+事業協議会が開催されました。本校から後藤校長、藤田COC+実施本部副本部長、早川地域創生研究センター運営委員会委員長、谷口COC+実施本部本部長補佐 兼 地域創生研究センター副センター長が出席しました。
主幹校の奈良女子大学関係者のほか、COC+大学である本校、本年度から新たに事業協働機関として参画することとなった奈良県立大学をはじめ、 奈良県、下市町、十津川村、野迫川村、COC+事業参加企業の関係者が一堂に集いました。

はじめに、奈良女子大学 今岡学長から開会議長挨拶があり、続いて平成27年度事業報告並びに平成28年度事業計画・実施状況について、3大学・高専から各々説明がありました。
藤原 奈良女子大学やまと共創郷育センター長から事業協働機関におけるサテライト施設の整備や学生が奈良県を知り、志向する人材育成の地域志向科目の試行実施状況の説明がなされました。また、県内就職促進に向けた取組みの中で、学生への意識調査アンケートを実施し、その結果を踏まえて学生が奈良県に魅力・県内企業に魅力を感じるように導きたいと述べられました。
奈良高専からは、谷口准教授が奈良県の抱える課題に向けての早期PBL教育の重要性とグローカルに活躍できる人材養成を目指すカリキュラム改訂案の策定状況や地域共創研究クラスターの企業様との具体的な取組みの紹介があり、3大学・高専の学生が一体となった地方創生の在り方と共に、今後もCOC+事業活動を広く情報発信していく旨の意思表明がありました。
増本 奈良県立大学COC/COC+推進室室長補佐からは県内就職先の開拓として、企業様と学生のニーズをくみ取ったマッチングを前提に、県立大学の特色を生かした観光・地域創造関連の科目を学生に提供し、県内企業様と共同プロジェクトやイベントプロジェクトを先行的に行い3大学・高専連携の取組みに活かしていく趣旨の紹介がありました。

(奈良女子大学 今岡学長)
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(藤原 奈良女子大学やまと共創郷育センター長)
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(奈良高専 谷口准教授)
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(奈良県立大学 増本准教授)
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各校による説明に対して、出席者から積極的な質問・意見が投げかけられ、2年目を迎えたCOC+事業に対する期待の高さが感じられました。そして、今後の円滑な事業実施のための良い情報交換の場、連携を深めていくことへの好機となりました。