奈良工業高等専門学校

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地域創生事業COC+事業(H27~R1)

『地域理解資料室』(仮称:現LR・談話スペース)において、特別講演会を開催しました。(2017年4月3日掲載)

平成29年3月22日(水)、本校『地域理解資料室』(仮称:現LR・談話スペース)において、同志社大学大学院ビジネス研究科 客員教授 領内 修 氏による「地域連携とアントレプレナーシップ教育」と題して、特別講演会を開催いたしました。

この特別講演は、本校および学外関係者を対象に、魅力あふれる地方のあり方を築くための地方創生推進事業(COC+)及び教育力向上・授業改善等のFD活動の一環として、新しい知見獲得を目的に実施されました。

本校教職員・学生をはじめ、学外関係者合わせて21名の参加があり、はじめに本校 後藤 景子 校長から開会の挨拶がありました。

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奈良高専 後藤 景子 校長

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同志社大学大学院ビジネス研究科客員教授 領内 修氏

参加者からの期待が高まる中、領内氏はこれまでのご自身の経歴を踏まえ、地域創生につながる「アントレプレナーシップ教育、起業等についてのトピック」をお話しいただきました。

学生に起業家的な精神と資質・能力を育むためには、教員や学校による「場の提供」と「支援」が重要であり、夢と熱意が決め手となることをお話しされました。

そして、起業の順序を「起承転結」で示されました。

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【起】なぜ起業か 【承】ビジネスプランの妥当性検討

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【転】起業準備と具体化 【結】起業

その中で、起業には何が必要かを問いかけ、本人のモチベーションが一番大事であると導かれました。そのモチベーションを高める動機づけとして、目的達成のためのファンドをつくることを薦められました。「奈良高専ファンド」「国公立ファンド 奈良版」など目的を明確にしたうえで、互いに力を合わせて目的に達しようとする組織や人を募ることを提案されました。

終わりに、質疑応答の時間が設けられ、意見を求める多数の質問が寄せられました。一つ一つの質疑に対して、領内氏は、的確な応答をなされました。

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今後、アントレプレナーシップ教育(起業の夢と熱意を抱く学生の涵養)のために、本校は「場の提供」としてこの『地域理解資料室』(仮称:現LR・談話スペース)を多目的に活用して、学生「支援」に精一杯努力してまいる所存にございます。

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『地域理解資料室』(仮称:現LR・談話スペース)

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地域企業・地域情報等紹介パネル

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本日、静穏にこの特別講義を終えることができましたのも、ひとえに『地域理解資料室』(仮称:現LR・談話スペース)
改修に関わる工事に、 ご協力頂いた企業の皆様のおかげと深くお礼申し上げます。
 
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