≪地域社会技術特論 3専攻共通 担当 藤田 直幸教授 ・ 谷口 幸典准教授 ・ 顯谷智也子COC+特任教授≫
最終成果発表会 (2018年8月7日掲載)
本年度前期の専攻科1年の授業である『地域社会技術特論』では、平成30年7月20日(金)に、今回の取り組みの成果として最終発表会を行いました。
本授業は、地域創生演習科目として、地方創生に対して技術者が果たすべき役割とその重要性を理解することを目的としております。今年度は、奈良県下の企業様3社にご協力を頂戴し、各企業様からご提供頂きました計5テーマに対し、実際のものづくりの現場の見学(4/6実施)等を通じて、技術者の立場から課題解決策の検討に取り組みました。
最終発表会当日は、中間発表会(6/8開催)に引き続き、各企業の皆様に本校までお越し頂き、学生の発表を直接ご覧頂きました。各チームは、中間発表の際に企業様より頂戴したご意見も踏まえ、以下のような点を考慮して、多面的に解決策の検討・絞り込みを行い、課題解決提案を行いました。
・ 課題に対する具体的な解決策
・ 他に検討していた解決策と比較し、
今回提案する策に決定した背景
・ 提案の解決策の技術的要素
・ 解決策の社会的な貢献度
・ 実際にモノづくりをするとした場合の課題点
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(発表会全体の様子)
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(発表の様子)
発表のあと、企業様から率直な感想を頂くとともに、アンケートを取らせて頂いた結果、プレゼン内容はわかりやすく、総体的にユニークかつ有効な提案であったとのコメントを頂戴しました。
(各企業様からご意見、感想を頂戴している様子)
本授業では、学生が現地調査等を通じ企業様が実際に抱える問題に関心をもち、技術者が果たす役割と重要性を理解するとともに、複数名でチームを組んで課題解決に取り組むグループワークを通してコミュニケーション能力や合意形成力など養うことができ、非常に有益な授業となりました。
本授業に際しましては、県内の企業の皆様に多大なご協力頂戴しましたことに感謝申し上げます。有難うございました。
平成30年度 前期 地域社会技術特論