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『地域と世界の文化論』(担当教員:竹原准教授)において、 奈良県立大学 増本 貴士 特任准教授による特別講義が行われました

≪地域と 世界の文化論 担当 竹原 信也 准教授 ≫

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2019年6月11日(火)、本校 地域創生交流室において、奈良県立大学の増本 貴士 特任准教授による第9回 『地域と世界の文化論』の講義が行われました。

はじめに、担当教員 竹原准教授から増本特任准教授の紹介があり、早速、「人々との共創が織り成すコ ンテンツツーリズム」と題して、増本特任准教授の講義が始まりました。

コンテンツツーリズムとは、「地域に「コンテンツを通じて醸成された地域固有のイメージ」としての 「物語性」「テーマ性」を付加し、その物語性を観光資源として活用すること」です。(コンテンツツーリズム学会HPより引用)

増本特任准教授は、

  • イベントの企画や実施を通じた学生へのキャリア教育
  • 地元資産(歴史・文化・景勝等)の再確認・活用

の二つをコンテンツツーリズム(≒聖地巡礼:宗教的な意味は無く、俗語的な言葉)による持続的・発展的な可能性として位置づけ、この講義では、特に②を観光学からのアプローチとして、ご説明いただきました。

そして、コンテンツツーリズムの研究、調査、考察、事業化等の活動をもって地方創生に導く手法につ いて、具体的な事例を織り交ぜながら講義をしていただきました。

第9週 特別講義 増本 貴士 特任准教授(奈良県立大学 )
地域と経済・観光【1】 人々との共創が織り成すコンテンツツーリズム

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(講師紹介の様子)

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(奈良県立大学 増本特任准教授)

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(講義の様子)

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(質疑応答の様子)

最後に、質疑応答の時間が設けられ、学生から「コンテンツツーリズムのイベントを継続的に開催するうち内容 がワンパターン化したり、ファンが飽きたりして、集客や収益が落ちてくることが考えられますが?」との質問があり、 増本特任准教授から「コンテンツツーリズムを継続していくためには、地元に理解と納得をいただいた上で協力を仰ぎ、相互に連携して新しい取り組みを続けることが不可欠である」との丁寧なご回答をいただきました。

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