≪『地域社会技術特論』担当教員 藤田直幸教授、谷口幸典准教授、顕谷智也子特命教授 ≫

最終成果発表会
2019年7月19日(金)、本校 地域創生大講義室において、「地域社会技術特論(専攻科1年)」の最終成果発表会が行われました。
本授業は、地域創生演習科目として、地方創生に対して技術者が果たす役割とその重要性を理解することを目的とし、課題発見、課題解決能力等を養う授業として一昨年度より開講しております。
今年度は、県内企業2社(クオリカプス株式会社様、東邦化成株式会社様)のご協力を得て、其々からご提示いただいたテーマに対し、技術者の立場から課題解決策の検討に取り組んできました。
最終成果発表会当日は、両社の皆様、本校後藤校長、並びに地方創生推進事業(COC+)評価委員長を務められ、奈良教育大学名誉教授 前学長でおられる長友 恒人先生にご出席いただきました。
各チームは、年度初めに企業様の工場見学にて実際に見聞きした情報や、中間発表時に企業様からいただいたご意見などを踏まえ、意思決定マトリックスやロジックツリーなどの手法を用いて多面的に解決策の検討・絞り込みを行い、課題解決提案を行いました。それに対して、各企業様からは実際の事業としての有効性の目線で率直なご意見、ご感想をいただきました。
また、長友先生からも、「解決策が抽象的でなく非常に現実的な提案ができている」との講評をいただきました。
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(学生による発表の様子) |
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(企業様との質疑応答の様子) |
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(先生方からコメントをいただく様子) |
本授業では、学生が工場見学等を通じ企業様が実際に抱える問題に関心をもち、技術者が果たす役割と重要性を理解するとともに、複数名でチームを組んで課題解決に取り組むグループワークを通して、コミュニケーション能力や合意形成力などを養うことができ、大変有益な経験を得ることができました。
両企業様には、多大なご協力を頂戴しましたことに感謝を申し上げます。ありがとうございました。