令和2年1月14日(火)、奈良女子大学において、本校 一般教科 竹原 信也 准教授による「これからの地域社会と科学・技術の関係を考える」と題した講義が行われました。
同講義は、本校と奈良女子大学及び奈良県立大学とが平成29年に取り交わした"単位互換に関する覚書"により、奈良女子大学で後期開講中の教養教育科目 (生活と社会)、『なら学+(プラス)』にて実現、この度3回目の講義となりました。
「なら学+(プラス)」では、毎回多彩なゲストが奈良の取り組みや課題について講義をします。学生は奈良の魅力に触れると同時に、地域が抱える問題を見つけ、その解決策や地方創生について考えます。
講義に先立ち、奈良女子大学 前川COC+コーディネーターから、前回講義の振りかえりと、令和2年2月に開催される「奈良女子大学・奈良高専・奈良県立大学3校合同 県内企業見学会」等の紹介が行われました。

(奈良女子大学 前川COC+コーディネーター)
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(本校 一般教科竹原准教授)
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つぎに、竹原准教授から、本講義の目的である「地域社会の重要性」と「科学・技術の重要性」の理解への導入として、「地域」「科学」「技術」の定義や役割について確認や説明がありました。
これからの数十年の間に、急速な縮小が予想されている地域社会に、国民は何を求め期待するのか、についてまとめ、今後科学・技術は地域にどのように関わり、その役割が増大していくのかについて考察しました。
<講義の様子>
本講義をきっかけに、地域社会が科学・技術の関わりとともに発展していく様子に関心を持ち、地域創生に貢献できる分野を見つけていくことを期待しています。