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地域社会技術特論 中間発表会(2017年7月3日掲載)

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中間発表会 (2017年7月3日掲載) 

本年度前期の専攻科1年の授業である『地域社会技術特論』では、地域創生演習科目として、地方創生に対して技術者が果たす役割とその重要性を理解することを目的として、課題発見、課題解決能力等を養う授業を実践しています。この授業では、7つのチーム(5-6名/チーム)に分かれ、実際に奈良県吉野郡下市町の「林業」・「農業」の各産業における問題に対し、現地調査(4/14実施)等を通じ技術者の立場から課題解決策の検討に取り組んでおります。

平成29年5月31日(水)に、現時点までの取り組みの成果として中間発表会を行いました。当日は、下市町役場まちづくり推進課の皆様、並びに本授業の「林業」のテーマにおいてご協力頂いております吉野銘木 貝本様に本校までお越し頂き、学生の発表を直接ご覧頂きました。

またGoogleハングアウトによるネット配信で下市町役場と接続し、「農業」のテーマについてご協力頂いております菊井農園 菊井様にもご参加頂きました。
 

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(下市町役場とのネット接続)

中間発表では、下市町に関する事前調査や現地調査での気づきを踏まえ、「林業」の各チームは吉野銘木様の現場の様子や説明から節の位置や木材の保管方法などに着目し、また「農業」の各チームは、農家にとって近年非常に深刻化している鳥獣被害への対策や、農作物の最適な収穫時期の予測等への対策検討に取り組み、ロジックツリーやペイオフマトリックスなどの手法を用いて問題点を整理するとともに、課題設定や解決策の効果についての検討状況を纏め、発表しました。

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(発表)

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(発表)

各チームの発表に対しご出席頂いた皆様から率直なご意見、ご感想を頂戴し、また「林業」「農業」チームにそれぞれ分かれ、吉野銘木様、菊井農園様にも入って頂き、これまでの問題分析や解決策検討において見えてきた疑問点等について質疑応答を含め活発な討議がなされました。

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(下市町役場 丸森様)

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(吉野銘木 貝本様とのディスカッション)

今回の中間発表で頂戴した皆様からのご意見も踏まえ、今後5週にわたり更に具体的な課題解決策の検討を重ねて、7/12に最終報告会を予定しております。

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平成29年度 前期 地域社会技術特論

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