平成29年8月8日(火)、COC+事業の一環として奈良女子大学、奈良工業高等専門学校、奈良県立大学 合同の『県内企業見学会』を開催し、応募のあった3校の学生27名及び関係教職員6名が参加しました。
当日は「ならやま研究パーク」(奈良市左京6丁目)に集合し、今回の見学会開催に多大なご協力を頂いた南都経済研究所様(当研究パーク内)の会議室にて、まずは見学会の主旨や見学スケジュール等について徹底がなされました。
その後、参加者は2班に分かれ、当研究パーク内にあるアイコム(株)様、(株)ATOUN様を班ごとに訪問し、2班が合流し大和ハウス工業(株)様を訪問しました。
無線通信機器、ネットワーク機器等を手掛けるアイコム(株)様では、プロジェクタを使った会社紹介の後、現在取り組まれている最新の研究開発内容を特別にご紹介頂き、参加学生が興味深い眼差しで紹介内容に視線を注いでおりました。無線技術が被災地等で活躍し社会の様々な分野で重要な通信インフラとして役立っていることをあらためて知りました。
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パワーアシストスーツの開発を手掛ける(株)ATOUN様では、プロジェクタを使った会社紹介の後、展示されているパワーアシストスーツを学生が実際に手に取って操作し、その使いやすさを体感しました。年齢や性別に関係なく元気に働くことのできる"パワーバリアレス社会"の実現を目指す該社の熱い思いが伝わると共に、学生はパワーアシストの効力に驚きを隠せない様子でした。
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最後に訪問した大手ハウスメーカーの大和ハウス工業(株)様では、該社の見学施設である「D'MUSEUM」内のコミュニティホールにて大型スクリーンを通して会社紹介があり、その後同施設内の「ヒストリカルフロア」で該社の創業からの歩みについて展示物を見学しながら説明を受けました。「世界の環境共生住宅フロア」では、自然と共生する世界の住居を映像や模型で紹介されました。また「石橋信夫記念館」を見学し、創業者である石橋信夫氏の"建築の工業化"に懸けた「夢」と「人生」に触れることができました。
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今回見学した3社はいずれも其々の分野で先端の研究開発を続ける魅力ある企業であり、参加した学生は其々の企業の特長と魅力を肌で感じることができました。
この見学会を通して、其々の企業が得意分野で事業活動を行い社会に貢献していることに多くの参加学生が感動し興味を抱くと共に、県内企業への関心を高める良い機会となりました。
(集合写真の様子)