本科3年生を対象とした一般教科「国語Ⅲ」において、本年度は「奈良」にちなんだ文学作品などを題材に授業を通じて奈良を知る講義が行われております。
平成29年10月10日(火)には、電気工学科3年生を対象に、「近世の俳諧」の中から奈良を題材にした代表的な作品を取り上げ、季語とその季節、俳諧の解釈を考え、作者の思いを描く授業が行われました。(担当教員:千葉幸一郎教授)
松尾芭蕉や曾良、去来などの門人たち、与謝蕪村といった江戸時代の代表的な俳人の作品を取り上げ、各学生は自分たちが考察した季語や季節を発表し、千葉教授から俳諧の奥深い解釈を学びました。当授業を通じ、俳人たちに愛された奈良の地を知り、地域への愛着を涵養する良い機会となりました。